兵庫県下には、活発に湿原の保全活動をしている団体がいくつもあることをご存知でしょうか。

8月25日に、あびき湿原保存会から3名、丸山湿原群保全の会から2名の訪問があり、皿池湿原をご案内しました。

 

保全活動にあたっては、横の繋がりもとても大切です。湿原によってそれぞれ特徴がありますが、ほかの団体のメンバーの方々とも、「その方法はいいですね!」「これも楽しいですよ!」と、情報交換できる機会があれば、より楽しくなりそうです。

 

 

あびき湿原を愛してやまない、保存会代表のヤマシタさん。

来月、あびき湿原を守り人の皆さんと訪問しますが、どうぞよろしくお願いします。

 

 

「小さいけれど、サギソウも咲いて、いい湿原ですね。」

湿原の周りの暗い林を見ながら、「ここも下草を刈れば、キンラン、ギンランが出てくるのではないかなぁ。」と、ヤマシタさん。

可愛い花が咲いてくれるなら、手入れのし甲斐がありますね。

 

 

ハッチョウトンボも歓迎して出てきたのだと思います。

 

 

あびきと皿池、趣はちがうけれど、それぞれちがう魅力があっていいですよね。

 

 

丸山湿原群保全の会のお二人の今日の目的は、何と言ってもホンゴウソウ。やっと出会えて、夢中で撮影中。

 

 

「写真を撮るのは難しいけど、結構いい感じに撮れてるな~。」さすがの腕前です。

「ホンゴウソウは、一度目が慣れると、見つけられるようになるね。丸山にも似た環境があるから、帰ったらさっそく探してみよう。」見つけられたら、お知らせくださいね。

 

丸山湿原群保全の会の代表イマズミさんが作成する会報は、いつも充実していて、評判です。その雰囲気はブログでも味わえますので、こちらもぜひどうぞ。(守り人のブログを紹介していただいてありがとうございます!)

 

皿池の魅力の一端に触れて、楽しんでいただけたようで、良かったです!

今後は、2団体をはじめ、他で活動している方々とも交流の機会を設けるなど、緩やかなネットワークが築けるといいですね。