猛暑が続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今週、8月10日は守り人の活動日です。
今回は兵庫県立人と自然の博物館の石田先生と一緒に、サギソウをはじめ、この季節ならではの湿原の観察を行います。ご都合の合う方は、ぜひともご参加ください!
時間があれば、一般見学会に向けての既存散策道のササ刈りや湿原名等のプレート設置などを予定しています。
ところで、守り人さんへの質問です。
この写真の場所はどこでしょう?
ササの生い茂るこんな場所はたくさんありますね。
ヒントは、守り人の館からA湿原へ向かって歩いて行く途中、左手です。ササの間から、ちらりと池が見えます。
正解はのちほど。
ここの場所のササをささっと刈ってみました。
運んで、運んで。
狭い場所なので、簡単かと思いきや。
けっこうな量でした。
道からも見通しがぐーんとよくなりましたよ。
正解は、J湿原の入口でした!
ここにも湿原があったことを、思い出していただけましたでしょうか。
小さな湿原ですが、きらりと光るとてもいい場所です。ゆっくりと眺めていたくなります~。
水辺側から臨むとこんな感じです。まだ奥にササが茂っていますが、もう少し広がりを持たせることができそうな…。
ぜひ立ち寄ってみてください。
もう一つ、守り人さんへの質問です。
この写真の場所はどこでしょう?
見覚えはあるけれど、なんだが雰囲気が違うな、と思った守り人さん、なかなかするどいです。右手がハンノキ林、対岸がB湿原で、昨年の夏の見学会のときに、お昼ごはんを食べた場所です。
この場所は、写真の右半分のようなとても暗い場所でしたが、密に生えていたヒサカキなどの常緑樹、錆びた有刺鉄線や腐った支柱などを取り除きました。
こうやって見通しがよくなると、思わず池のほうへ近付いて眺めてみたくなりませんか。
でもよく見てみると、左の奥にずいぶん前に伐採した木の枝や草の茶色い山が見えます。これがせっかくの景観を邪魔していますね。これを片付けるとさらに居心地のいい場所になりそうです。
ここで伐ったヒサカキなどは、皆さんのアイデアでご自由にお使いください。
守り人の館の壁面に、ワイヤーを取り付けました。ここには、湿原に関する資料を留めて、来訪者に見ていただけるようにしたいと思っています。
台風も去って、予定通りに活動できますね。今回も皆さんにお会いできるのを楽しみにしています!