1月15日は守り人の活動日でした。

新しい年が始まりまりました!

本年も、安全に、楽しみながら活動していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

 

前日の14日に、兵庫県に緊急事態宣言が発出されましたが、これまで以上に感染防止を心掛けて、予定通り活動を実施しました。

参加者は16名、関西学院大学の学生さん1名。

 

三田市では、この年明けは過去10年間で最も寒かったそうですが、その後も連日最低気温が氷点下となり、この日の朝もぐっと冷えて、ため池や湿原に氷が張っていました。

 

 

本日初参加の大学生、関西学院大学のキム君から挨拶がありました。

今年は皿池湿原と関連したイベントの開催を予定しているので、協力をよろしくお願いします、とのこと。

学生さんには、活動に継続的に参加しながら、湿原やその周辺の魅力、守り人さんたちの取り組みが、湿原の生物多様性とどんなふうに繋がっているか、などを体感してもらえると嬉しいです。

でも、まずは、ん?意外と楽しいな、と感じてもらうことがいちばんです。

今は、手のひらのうえで、簡単に多くの情報を得ることができますが、実際に訪れてみると、面白い発見がたくさんありますから!

 

本日の活動は、先月の続きです。A湿原フェンス沿いの里山管理とJ2の整備です。午後には、イノシシ対策用の電気柵を設置します。

 

 

朝のミーティング場所の傍の木にヤマガラがやってきました。

羽の色のコントラストが美しい。

可愛い姿をしばらく眺めたあと、作業したい場所に向かいました。

 

 

J2班は5名で作業していました。

雨が降ると川ができて、サンショウウオが一気にため池側へ流されてしまうので、ダムを造るのだ、とヤマムラ班長。

サンショウウオを救うための取り組みですね。試してみるのは、とても大切です。何より工夫することが楽しい!

 

 

A湿原のフェンス沿いの里山管理は継続的に実施しています。

とても景観が良くなったことは、何度も紹介していますが、うっそうと暗かった場所が明るくなっていくのを見ると、いつも清々しい気持ちになって、また続きをがんばろう!と思えます。

 

 

というわけで、今月も黙々と作業しました。

 

 

倒木の処理や、細い常緑樹を木を伐ります。

 

 

なぜか斜めに生えたソヨゴが多い。

 

 

大きな木は2人で協力して伐ります。

 

 

真冬の明るい里山林で作業していると、自粛生活でどんよりしていた気分が晴れていきますね。

 

 

伐採枝葉を入れるバイオネストは、間伐した木で囲みの背を高くしていきます。

 

 

枝葉で一杯になってくると、中に入って踏みつけて嵩を減らします。

キム君もすぐに慣れて、何度も均一にする作業をしてくれました。

 

 

反対側から、ひとり作業に勤しむヨシダさん。

こちらも少しずつ明るくなってきました。

地表に日光が当たることで新たな植物が生えてくるはずです。

ササユリなどきれいな花が咲いてくれるといいですね。

 

 

未管理の里山林は、やはりうっそうとして暗い。

以前は、湿原周辺の全てが、こんなじめ~っとした雑木林でした。

 

 

午前中の作業は終了です。

守り人さんたちが去ったあとは、すっきりしてとてもきれい!

太さで分けられた枝と葉が、それぞれ整然と積まれていました。

 

 

午後はイノシシ対策用の電気柵の設置です。

湿原の日の当たらない場所は、雪が溶けずに残っていました。

 

 

まずは、電線に草が接触しないように草を刈ります。

 

 

サギソウが多い場所をぐるっと囲うように電線を張りました。

 

 

電線の高さを統一して、弛みがないか、確認も念入りに。

 

 

電気柵の設置経験者はいなかったため、説明書で確認しつつ、ソーラー電池も設置しました。

 

 

湿原は、原則非公開で、立ち入りはできませんが、バス釣りの人が時々侵入しているのを何度も確認しています。念のために、注意喚起のプレートをぐるりに取り付けました。

 

 

設置完了!

効果を期待したいと思います。

 

 

ため池には氷が残っていて、守り人さんが投げた石が乗っかっていました。投げ入れると、コトン!といい音がして、ちょっと楽しい。

 

 

J2には、ダムができていました。

まだまだ寒いこの季節に、セトウチサンショウウオやニホンアカガエルたちは、産卵場所を探しはじめるそうです。

 

 

イガタツナミの生育場所には、誤って刈り取りされないように、先月ヤマムラさんが作っていた杭が打ってありました。

 

 

A湿原の様子も見に行きました。

 

 

氷の張ったため池。

 

 

近付いてみると、幾何学模様が描かれていました。

自然の不思議さと美しさに出会えるひとときは貴重ですね。

 

守り人のみなさま、キム君、お疲れ様でした!

来月も、寒い季節ならではの風景とともに、お待ちしています!!