2月14日は守り人の活動日でした。

この日も気温が高めで、春を感じる日差しが暖かく、上着は必要ないほどで、身軽な格好で作業しやすい一日でした。参加者は15名(うち、企業から2名)。


 

本日の活動は、昨年から継続している里山林の間伐、玉切りしたシイタケの原木の運搬、両生類の産卵場所への水の運搬、ユウスゲの苗の植栽などを行います。最初に、班分けをして、それぞれの活動場所へ。

 

 

J2の奥では、これまで通り,ヒサカキなどの常緑樹を伐って、枝葉はバイオネストに入れていました。

 

 

ユタニさんが制作した鳥の巣箱が設置してありました。

 

 

昨年11月にため池の堰堤に生えていたコナラなどを伐採して、そのまま「葉枯らし」していた木を玉切りしました。

シイタケ原木として使用するため、館まで運搬します。

 

 

背の高い木でしたが、原木用に玉切りしてみると、意外と量は少なく感じます。

 

 

コナラの枝葉は細かく切ってきれいに積みました。大きく枝をひろげていたので、こちらは量があります。

 

 

ため池から水を汲んで両生類の産卵場所へ運搬するのは、重くて何度も往復しなければならないので、大変な作業です。今日は、その労力を減らすために事務局がもって来てくれた、エンジンポンプとホースを使いました。

 

 

給水のためのホースを持ってため池まで行くと、ヤマアカガエルの卵塊を見つけました。ここで確認したのは初めてです。毎年この周辺で産卵していたのかもしれません。

 

 

ホースが少し足りなかったので、奥に置いたタンクにいったん水を溜めて、そこからバケツで水を運びました。次回は、ダイレクトに給水できるように、長いホースを準備してもらうことにします。

繁殖場所の水たまりが干上がると、両生類たちが困ってしまうだろうということで、その時期の状況により水の運搬を行っています。昨夏から、西日本は小雨で、三田市もほとんど雨が降っていません。

 

 

林床のヒメカンアオイは、先月確認していたつぼみがいっせいに開花していました。普通の人は言われなければ気付かない地味な花です。

 

 

ユウスゲ6鉢は、当初は守り人の活動によく参加していたゴトウさんが、三田市内に自生していたユウスゲの苗を育てて提供してくれました。

 

 

苗を植えるための穴を掘ろうとしますが、ササの根っこが縦横にはびこっていて固くてなかなか掘れません。

 

 

若者が掘ると、サクサクと掘れちゃうんですよね。早さが違います。

 

 

植栽班みんなで協力して、全ての苗を植えることができました。

午前の活動はここまで。

 

午後の活動は自由参加です。

午前のみの参加の方々は、お疲れさまでした!

 

午後も参加の守り人さんから、「ここの活動は、午後からが楽しいのにね~」という声が聞こえてきました。

みなさんいろいろ掛け持ちされていて、お忙しそうです。

お昼ご飯タイムは、採れたての肉厚シイタケ入り熱々ジビエ汁を食べてひと休み。

 

 

館の脇のいつもの場所にフキノトウが生えていました。

 

館前広場の奥は、定例外活動で、大量に繁茂していたノイバラなどを少しずつ刈り取りしていましたが、明るく広々として、気持ちの良い空間になっていました。

 

 

昔は集落のグラウンドがあった場所なので、今も古びてゴムが劣化した野球ボールがあちらこちらに転がっています。

 

 

よく見ると、ノウサギの糞も以前にも増してたくさんみつかりました。

「1匹のウサギが一度にこんなにも大量の糞をするのかな?」と、守り人さん。

 

 

館前の脇にも枯れて倒れたアカマツがたくさんあるので、片付ける方法を相談していました。 折れて落ちた枝にノイバラが絡み付いていて、なかなか厄介な状態になっています。

 

 

シイタケ小屋に枯れたアカマツが倒れ掛かっていたため、ロープを掛けて引っ張り、地面に倒しました。まだまだやることたくさんありますね。

一か所ずつ片付けて、きれいになっていくのも、楽しさの一つです。

 

 

午前中に植栽したユウスゲの水やりがまだでした。

 

 

土壌が乾燥しているので、一つの苗にたっぷりとバケツ2杯分以上灌水しました。

 

 

ほかの守り人さんは、ムササビの巣箱を設置した木に、ヘビとアライグマ除けの波板を巻いていました。

 

 

想定していたより幹が太くて、幅が少し足りなかったので、次回に隙間を塞ぎます。

 

 

イノシシ防除の電気柵の通電チェックも行いました。

里山林や草地は乾燥してカラカラでしたが、湿原内はちゃんとジュクジュクと湿っていて、水の流れているところを覗くと、メダカが泳いでいました。

本日の作業はここまで。

 

 

館に置いてあったこれは何?

守り人のマルさんが皿池周辺の林内で見つけたマンネンタケを、みなさんに観てもらいたいと、持って来てくれました。

 

 

ほかに、大作の観察記録や図鑑やキノコの絵本など、守り人のみなさんに参考にしてもらいたいとのこと。マルさんが楽しみながら作った記録だということがよく分かります!

図鑑も使って、いろいろな生きものを調べてみたいと思います。

 

守り人のみなさん、本日もお疲れさまでした!

次回も、春の気配でいっぱいの湿原で楽しく活動しましょう。

ご参加、お待ちしております!