こんにちは、Sarahです。
 

大手住宅メーカー勤務の

インテリアコーディネーターです。

 

住空間を通して

人を幸せにすることが

インテリアコーディネーターの責務です。

 

インテリアに興味があり、

自宅を自らの手でおしゃれにしたいと思う方に

手に入れておくと役にたつ基本的なセオリー(理論)をご紹介します。


世界に誇りたい、東京の最新建築

『カシヤマ ダイカンヤマ』


雑誌penで紹介されていた特集記事、

世界に誇りたい、東京の最新建築のご紹介は、

『とらや赤坂店』

『スターバックス リザーブロースタリー東京』

に次いで今回が3度目となります。


デザインアーキテクト:ネンド2019年


nendo(ネンド)の佐藤オオキがデザイン監修を

務めた複合商業施設です。

全景をカメラにおさめることが難しかったため、

施設内に展示されていた模型を撮影しました。


大小様々なコの字型箱が積み重ねられたような

デザインです。

大きく開いた窓。
ガラスを不規則に縦と横に切り分ける黒のフレームが
リズミカルな外観作りの要になっています。
建物に馴染むように作られたガラスの階段手摺も
軽やかで、デザインの邪魔になっていません。

地下1階カフェスペースの待ち時間に
2階と3階のマーケットを見学しました。

窓の前に広がるテラスでは、豊かな緑の植栽が
迎えてくれます。

階段には、存在感のあるアーティスティックな
照明器具が配置されています。
機能的でありながら、美しさが前面に力強く
押し出されているデザインだと私は思います。


coordinator’s eye 

1階にあるエントランスの内装です。
天然石を使ったグレーの床と壁。
褪せた色味の木をヘリンボーン状に貼り合わせた床。
異なる素材とデザインを1つの空間に使っています。

同一空間は同じ色、同じ素材で統一すると
洗練された垢抜けた印象になるとセオリー上では
考えます。
敢えて床や壁を切り替えることで、
屋内にいることを忘れて、変わりゆく風景を
楽しみながら散策していく気分を演出してくれます。

天然石とコンクリートの組み合わせ。
同じデザインで統一感をとっています。
グレーの濃淡が美しい。

2階と3階はマーケット

美術館のような佇まいの店内です。
ディスプレイ棚や什器、鏡一つ一つに統一感があり、
洋服やバッグ、シューズなどを美術品のように
展示しています。

coordinator’s eye 

大判の大理石を床、壁、天井の3面に使うことは
とても珍しい計画です。
ガラス棚に置かれたボストンバッグは、
まるで美術品の様で美しいと思いました。
鏡貼りのカウンターは、壁や床を映し込み
統一感のある空間に奥行きを持たせています。

nendo(ネンド)プロデュースの食器

グリーンの置き方にもスタイルがあります。
自宅にも取り入れたい飾り棚です。

モノクロームでまとめられた空間に
彩りを添えるのは、たくさんの観葉植物です。

カフェスペースで席から見上げた景色。

代官山カツサンド
薄くスライスしたビーフをミルフィーユ状に
重ねてあげています。
柔らかくてジューシー、新鮮な美味しさです。

バスクチーズケーキ&レモンジャム

光がたっぷりと降り注ぐカフェスペースで
お茶と軽めの食事をいただきました。
SUGALABOシェフパテシエ成田一世氏監修の
お菓子は今流行りのバスクチーズケーキの格を
ぐんとあげてくれるクオリティの高さです。

建物と一緒にぜひ楽しんでください。