こんにちは、Sarahです。

大手住宅メーカー勤務の

インテリアコーディネーターです。

 

住空間を通して


人を幸せにすることが

インテリアコーディネーターの責務です。


インテリアに興味があり、

自宅を自らの手でおしゃれにしたいと思う方に

手に入れておくと役にたつ基本的なセオリー(理論)をご紹介します。


渋谷スクランブルスクエア

①シェアラウンジで景色とスープを愉しむ


11月1日にオープンした

渋谷スクランブルスクエアに行きました。

TVで紹介され、気になっていた11階にある

TSUTAYAプロデュースのシェアラウンジで

景色を愉しみなから、読書三昧の90分。


圧巻の書棚は、店内閲覧用です。
ジャンル別にきちんと整理されています。
図書館との違いは、本にラミネートのカバーが
かけられていないこと、ほとんど新品同様なこと。
バックナンバーまで揃った雑誌も新しくて嬉しい。

景色を眺めながらの読書には、
矛盾や散漫のイメージがありました。
隅々まで広く晴れ渡る渋谷の鮮やかな空と、
遥か遠くにかすむように浮かぶ稜線を目の端に
捉えながら、読む本は格別です。

オーガニックサニーフルーツビタミンCと
ナチュラルヨーグルトアーモンドをお供に
色彩の教科書を読みました。

『好みや感覚ではない、
色の見方・選び方の手がかり』

手がかりは、こんな場面で使うと新鮮な言葉です。
本の帯に書かれている言葉は、大抵キャッチーで
魅力にあふれています。


フリードリンクとフリースナックは
オーガニックで健康志向なものを中心に
バリエーション豊かに揃えられています。

デザインと本体のコッパー色(銅色)が美しい
コーヒーマシーン。
珈琲も薄っぺらくなく、深い美味しさでした。
種類豊富なお茶も美味しかったですが、
中でも特にこの生姜スープが美味しいです。

11月末までは、オープンキャンペーンで
90分1,050円で利用できるシェアラウンジ。
リゾート地ではない日常の景色と本。
新しい楽しみ方だと思います。

渋谷スクランブルスクエア
②各階フロアのタイルを見て歩く

7階床タイル

このシックな色合いとデザインは、
そのまま渋谷スクランブルスクエアのロゴマークに
使われています。
黒、白、グレーのモノトーン配色に
グレージュを組み合わせたことで、
モダンでスタイリッシュな感覚だけに傾かず、
洗練された柔らかい雰囲気を演出しています。

coordinator‘s eye

ファッション同様、
グレージュは洗練を約束してくれる色です。
インテリアにも取り入れてみてください。
白、グレー、ブラウン、黒などの床に
グレージュのソファを置くと
間違いなく奥行きが出ます。
この奥行きこそが、洗練です。

11階シェアラウンジフロアにある
トイレの床タイル

7階のイメージを損なわない範囲で
カラフルに仕上げています。
茶もブルーもグリーンも、彩度(鮮やかさ)が
統一されていて、たくさんの色が使われていますが
とてもシックです。
グレージュも組み込まれています。

12.13階レストランフロアの床タイル

6角形のマットな黒のタイルと
同じ6角形のオフホワイトのタイルの組み合わせです。
こちらは商業施設ですが、このデザインタイルは、
一般住宅の玄関や水廻り、廊下など小さな空間に
貼ると綺麗に仕上がります。

タイル模様のカーペット
7階のタイルに寄せた仕上げです。
こちらは茶のグラデーション使いで色構成されて
います。


5階化粧品売り場の床タイル

小さなタイル(5cm角)を使い、
無彩色の黒、グレー、白をアトランダムに
配置しています。
白の分量が多めの床は、全体的に明るさが
増します。
ほんの少しだけ、黒を使うことで、
明るさの中にリズミカルな軽さを添えています。

壁にも同じタイルを白の分量を抑えて
貼っています。
規則性のない貼り方にスタイリッシュな雰囲気を
見出すことができます。

4階床タイル

同じ5cm角のタイルですが、
白をベースにイエローが入ると
一気に明るい雰囲気に変わります。

今回は、床タイルをピンポイントに
渋谷スクランブルスクエアをご紹介しました。

新しい商業施設はインテリアも素敵です。
写真におさめて、自宅のインテリアを考える
参考にしてください。