こんにちは、Sarahです。

連日、たくさんのアクセスありがとうございます。
励みになります。

大手住宅メーカー勤務の
インテリアコーディネーターです。

今回は、初めて参加したオフ会のお話です。

オフ会という言葉を、
ウィキペディアで調べてみました。

オフラインミーティング(オフ会)は、ネットライン
上(オンライン)のコミュニティで知り合った人が、
現実社会(オフライン)で出会い、親睦を深める会と
説明されていました。

今回参加したのは、
ジブン手帳同好会のオフ会です。
オフ会という言葉の意味すら知らない素人の私に、
不安を覚えた夫から基本的なアドバイスを受け、
当日を迎えました。

当日の気温は真夏日。
方向音痴なため、何度場所と道順をナビで
確認しても不安でいっぱい。
見かねた夫が車で会場まで送ってくれました。

余裕を持って出かけたにもかかわらず、
トランプ大統領の来日と重なり、大渋滞。
到着したのは14時3分、遅刻です。
会場に案内され、決められた席に着いたのは
一番最後でした。
恥ずかしい出だしです。

テーブルは6人がけ、お誕生日席に運営スタッフの
方が座り、自己紹介や挨拶はなく、オフ会が
スタートしました。
まずは。手帳カバーのお試し会です。
4テーブルを各10分の持ち時間で4メーカーの
担当者が説明、質疑応答を繰り返します。

1.iQ studio(北海道釧路市)
2.BLANC COUTURE(滋賀県長浜市)
3.cokeco(福岡県福津市)
4.honnohuku (千葉県流山市)布製カバー

BLANC COUTURE の方からいただきました。

革サンプルとボルドーレッドのしおり。
しおりのボルドーレッドは革独特の深みと
なめらかなテクスチャー、そして何よりも黒表紙の
手帳にぴったり、嬉しいお土産です。

8色の中で人気カラーは、地中海オレンジ。
私が気になったのは、
フレンチホワイト、マットブラックの2色。
色選びはとても楽しい悩みです。

さて、4社のうち3社が本革仕立ての手帳カバー、
1社が布製カバーの提案でした。

手帳カバーですが、一緒に説明を受けた
7人(女性6人、男性1人)のうち、本革のカバーを
使っていたのは3人。
お手製の布カバーが2人、ジブン手帳オリジナルの
ジップタイプ布製カバーが1人、
まったくのオリジナル状態は私1人です。

本革カバー派の中で特にみんなの注目を集めたのが
この手帳です。
隣にオリジナルの手帳を並べました。
この厚み、重さは1.2kgです。  
これぞオフ会の醍醐味、このあまりにも魅力的な
分厚い手帳の持ち主は、皆から質問責めに
合っていました。

ご本人に許可を得て、撮影させていただきました。
いつも持ち歩き、仕事もプライベートも
すべての時間を一緒に過ごしているそうです。

カバーは、2番目のBLANC COUTUREの
地中海オレンジ。
使用して今年で3年目。
月に一度のメンテナンスで、この美しい状態を
維持しているそうです。

手帳カバーへの並ならぬ愛を感じました。
革製のカバーを使う人たちは、革を大切に育てる
ことが楽しみだと話していました。
豊かで、奥行きのある考え方だと思います。

1時間後、席替えをしてまた7人。
こちらのテーブルでは、オリジナルカバー派が
私も含めて5人、お手製カバーが1人、本革カバーが
1人でした。

フリートークでは、手帳の相棒としての
文房具、特にペンの話になりました。
皆が使っていたのは、
ゼブラのマイルドライナー
裏写りしないことがセレクトポイントです。

私も5色セットを持っていますが、
周りの方々の色数の多さに驚きました。

また、ペンで多数を占めたのが、
三菱鉛筆ジェットストリーム0.38

ちなみに私は
三菱鉛筆シグノ超極細0.28
色は黒よりマイルドなブラウンブラック
決めています。

ペンに共通するのは、0.28〜0.38mmの極細タイプ。
細かな文字が書けることが重要です。

オフ会は、手帳カバーのお試し会を
兼ねていたため、フリートークでもカバーの話が
中心になりました。

思いのほか、革製のカバーを使っている人が
少ないことがわかりました。
使わない理由の一つに、重くなってしまうからと
いう意見もありました。
ただ、『革を育てる楽しみ』は、
本革カバーを選ぶ素敵な理由だと思います。

一方、布製のカバーは軽く、色や柄などの
選択肢が無尽蔵なため、選ぶ楽しみがあります。
何種類か揃え、季節やシーン、あるいは洋服や
バッグに合わせて着せ替えることもできます。

手作り派の方々は、手帳の買い替えに合わせて
新しいカバーを作るのも楽しみの一つだと
話していました。

スタートから3時間半、
あっと言う間に散会の時間になりました。
最後まで、名前だけでなく、年齢も職業も
個人情報が1つもない方々と時間を忘れるくらい
濃厚な時間を過ごすことがてきました。
ジブン手帳というツールのなせる技だと思います。

友人でも同僚でもない人の考え方や話を
聞くことは貴重な体験です。
革の手帳カバーを重く感じる人もいる一方で
1.2kgの手帳を日々持ち歩く人、
どちらも共感できました。

仕事柄、ファッション同様、手帳やペンにも
きちんとしたイメージを大切にしなくては
いけない人の悩みには、大きくうなずきました。

私の出した結論は、手帳はオンオフを変えず、
一冊にまとめ、手帳カバーをシーンに合わせて
変えることを考えました。
仕事用には革のタイプで、色はマットブラック
もしくはフレンチホワイトのモノトーン系。
カバーは外して会社の引き出しに入れておく。
プライベート用には、自分の好みを反映した
軽いタイプのものを用意して持ち歩く。
まるで、ハイヒールから歩きやすいフラット
シューズに履き替えるみたいに。

初めてのオフ会、こだわりのある人たちの話に、

圧倒され、魅了され、共感することができました。

自分自身の着地点も見つかりました。