こんにちは、Sarahです。

大手住宅メーカーで
インテリアコーディネーターの
仕事をしています。

住空間を通して
人を幸せにする職業
インテリアコーディネーターです。

インテリアに興味があり
自宅をお洒落にしたいと思う方に
インテリアのプロとして
ちょっとしたコツをご紹介していきます。

インテリアはセオリーを理解する
時にはプロレベルの成果を得ることができます。
難しく考えないで、まずは私がご紹介する
理論に沿って実践してみてください。

〜ミュージアム探訪〜
                   兵庫県立美術館

月に一度は美術館に行くことを自分に課しています。

今月は帰省のタイミングに合わせて
二つの美術館に行く計画を立てました。
一つ目は完全予約制のKHギャラリー芦屋
二つ目は今日ご紹介する兵庫県立美術館です。

建築家安藤忠雄氏の作品です。

エントランス
規則的に美しく整ったガラス
空がまるで繋がっているように錯覚してしまいます。

同じ場所、同じ時間であっても
見上げる方向によって変わる空の表情とその色が
不思議で、楽しくてずっと立ち止まったままです。

曇り空の光を含んだグレーと
コンクリートの無機質なひんやりとしたグレー。
山の深いグリーン、色鮮やかな樹木のグリーンと
植え込みに使われた天然石の淡いグリーン。

グレーとグリーンだけの世界なのに
バランスの美しさに見飽きることはありません。

ちらっと見え隠れする赤い花もアクセントとして
効果的です。

綺麗に切り取られた空
空の色を強く意識させる建物

綺麗なブルー


地下駐車場からエントランスに向かう外階段
美術館に向かう高揚感を高めてくれます。

プラド美術館展開催中

コンクリートの壁にガラスの階段手すりが
美しく映えています。
自然光が降り注ぎます。
屋外のらせん階段とは対照的に
直線で構成された内部階段

帰省するたびに訪れる兵庫県立美術館

都内の美術館とは違って
いつも静かな時間が流れています。
人影もまばらで騒音、雑音がないことが好ましい
そんな空間です。

企画展や展示物を鑑賞するだけでなく
建物そのものを作品として鑑賞することも
楽しみの一つです。

『兵庫県立美術館』
暑い夏、コンクリートのひんやりとした
冷たさが涼を運んでくれます。