こんばんは!
『サンタクロースが歌ってくれた』での、私の持ち道具は、5場(フミちゃんの恋文のシーン)での箒のみでした。
『水平線の歩き方』では、1回目の登場は、書類とボイスレコーダー。2回目は、鞄と花束と婚約指輪。3回目は、鞄と結婚指輪。
『ぼくのメジャースプーン』では、登場ごとに、中に入っているお菓子が違うビニール袋を持っていきました。チョコパイ、歌舞伎揚、たらたらしてんじゃね〜よ、チョイス、ハッピーターン、マドレーヌ...。
私は、旅公演の時、必ず眼鏡やらコンタクトやらを忘れてくる女です。
そんな女なので、いつか舞台袖にも小道具を忘れる日が来るのではないかと日々怯えています。
37年続く劇団の歴史の中で、とある先輩が小道具の拳銃を忘れた時、手を拳銃の形に見立てて、「動くな!」とセリフを出したそうです。共演者を唐突に「笑ってはいけない」に陥れたことがあると聞いたことがあります。
『ぼくのメジャースプーン』の稽古中でした。
校内を散歩する秋先生とぼくを捕まえて、「今日は仕事を早めに終わらせてきました。これ、食べてもらおうと思っ...」と台詞を言いながら、私の手元に「これ」に当たるお菓子が無いことに気づきました。
その後のネタのことばかり考えていて、小道具を何も持たずに登場してしまったのです。まじで、何しにきたんでしょうか...
稽古も本番だと思って、成井さんが止めるまで、小道具を忘れたならその上で続けるべきだったのですが、私は台詞を言いながらもだんだん声が小さくなり、「...すみません。お菓子忘れました。」と謝ることしかできませんでした。
怒られる...!と思ったら、それを見ていた成井さんは突然大笑いしながら、「いやー!目の前で人が徐々に萎れていくの初めて見たよ!ギャグよりおもしろかったよ!」と。
泣きっ面に蜂な、苦い思い出になりました。
絶対に忘れません。
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元町・中華街にある、KAATに観劇に行ったので、せっかくなので、行きたいパン屋さんをまわりました!
「のり蔵」
一回通り過ぎちゃうほど、パン屋さんらしからぬ、和なテイストな外観のパン屋さん。
店内も和テイストかわいい
トレーとかトングまでもがこんなに可愛い!
こんなに端から端まで全部食べたいパン屋さん、なかなかないです。見たことない豊富な種類のパンに目移りしまくり。
のりハムロール
私は知ってる。パンと海苔って合うんだよなぁ
茄子と味噌とクリームチーズ
味噌の甘めなソースが茄子ともパンとも合う!クリームチーズがよいアクセント
クリスマスの風物詩であるシュトーレンを、こちらのお店では年中販売しているのだそう
今は夏のシュトーレンが売ってました。気になるなぁ
山本沙羅