
【勝手に星付け@映画】
Wの悲劇 ★★★☆☆
これはもう夏樹静子のWの悲劇ではない!
なぜなら、本編のWの悲劇は、劇中劇になってしまったから。
それでも良い映画でした(*´ー`*)
確かに謎解きが映画的じゃないから、こういう形にするしかなかったんだろうけど、
舞台劇として描かれる「Wの悲劇」とそれを演じる役者たちの人間模様がリンクしているところがにくい!!!
ベテラン女優の悲哀、ぐんぐん成長する若手女優、やがてとって代わられるだろうその順位を想像させてのラストがなんとも世知辛い。
ベテラン女優役に三田佳子、若手女優に薬師丸ひろ子。
薬師丸ひろ子が思春期特有の揺れや、強かさを嫌味なく"天然"にこなしていく。
最初の方は、正直、可もなく不可もなくだった演技も時間が進むにつれて、どんどん成長していく。
そうか、こるは薬師丸ひろ子という女優のサクセスストーリーなのだ、と妙に納得。
でもわたくし、元舞台屋!!!
映画本編よりも劇中劇に観いってしまいました。
あぁ、蜷川幸雄だなぁって。
この照明に、この演出は絶対に蜷川さんだなぁって。
で、エンドロール観たらやっぱり劇中劇は蜷川幸雄演出。
懐かしい以前にほろ苦くて、おばちゃん目から鼻水でちゃったよ。
原作とは全く違うWの悲劇。
こんなのも有り!!!!