株式投資をしているときはファンダメンタルも気にするのでこれを見ます。

結局売上とともにこれの成長は誰でもわかる指標なので何かよほどの不安材料がなければみんなこぞって買いに走るでしょう。

良く考えてみるとこれって、短、中期的には株価が上がるよねという営業利益が良い→優秀と言う意識付けにより買われるだけで未来永劫そうかと言うと多分違う。

要は買う理由、売る理由がほしいだけで正解ではない。


例えば、


売上1兆円、営業利益500億円

売上5000億円、営業利益1000億円



とすると後者が、すげー!!ともてはやされます。

利益率で比べると、

5%と20%の違いです。

稼ぐ力は4倍!




一方で株式投資から距離をおいた考えをすると、ビール一杯が大体原価率4,5割に設定しているのでかなり優秀だと思いますが、大手や下町のサービス爆発した居酒屋は原価率8割ぐらいまで落としています。

当然他の注文を考えてのことですが。


ただ、ここで言えるのは儲けはコントロールできるということです。

もっと言えば、自分に残すかステークホルダーに分配するかというだけ。

ステークホルダーがテイカーなら分配は危険ですが、仲間であれば危険性は減るでしょう。


なので利益率がでかい会社はその会社しかできないことがあったり、商圏を統制したりしてるだけなんですよね。

資本主義だからそれでいいのですが、やり方によっては、ずるいよーと言われる利益率の増やし方は長続きしない。

だから愛されていて何十年も続いてる会社がこぞって営業利益だけを求めるのは危険かもね。

あと、スタートアップの急成長してる会社が調子に乗って囲い込みをするのも同じコト。


資本主義なので全ての人が経済活動に参加できる以上、それを無視すると生存権が与えられない。


何が言いたいかと言うと私のいた事のある会社やその他良いなと思ってる会社が営業利益低いって言われてるけど変わらず自分たちの考え方でやってほしいということは。

周りなんてきにしなくていい。

株主なんてほとんどが儲けの手段としてしか見てないんで。