やはり悲しい、喪失感があります。

私はなぜか今日はをよく聴きます。

日々病んでるわけじゃないけど、やはり自分のメンタリティだけではあげていけないので、そういうものが必要です。


アラフォーになりいろんな関係を断捨離して、自分を上げまくってきましたが、まだ俺は人に頼らないと生きていけないみたいです。

ロックンロールじゃねえなぁ。


なのでチバさんの出すものはほぼ手に入れてるんだけど、亡くなったあとにこれ買いました。




 

 

私が高校生の頃音楽と出会い、すぐTHEE MICHELLEGUN ELEPHANTに出会いました。

あの当時は今のようにインターネットに情報が溢れているわけではなく、CDのライナーノーツや音楽雑誌のインタビューで彼らのルーツや考えを何度も穴が空くほど読み、聞いたものです。


ネットの情報もそうですが、こういうものが読めるのはファンにとっては嬉しい限りです。

でも当時、ここまでメディアが発達していたとしても彼らは発信しなかったでしょう。


多分若い頃のチバさんや、メンバーは尖っていて自分を語るなんてカッコ悪いと思っていたんじゃないかな。

そこがまたカッコいい(笑)

自分も彼らの情報を知りたい反面、テレビ番組で饒舌に語ってほしくないと思ってました。


チバさんも歳をとり、丸くなってきたから自由にこういう本とかで色々語っていたのかと思います。

私も歳をとりましたので同じくそれをかっこ悪いとは思わず、ようやく語ってくれたから是非聞きたい、読みたいなと思っていました。


内容をみて相変わらずセンスの塊だなと思いました。

自慢じゃないですが、ここに紹介されているかなりの数のCDを持ってます。

何故かというと、高校生の頃ちょっとしたインタビューやライナーノーツで少しでも情報が出れば飛びつくように集めて聞いてきたから。

それぐらい好きでした。



自分としても亡くなったのは悲しいですが、彼の生き方なのかなとも思っています。

アイドルがうんこしないのとおなじで、ロックンローラーが細身でカッコイイ服を着て、始終気に入った音楽のことを考え、ビール飲んでタバコ吸ってないとピンときません。

彼はそれを体現してたと思っています。


最後になりますが、彼のルーツを色々聞いてきましたがこれのマネじゃない?寄せてない?みたいな曲はまったくないと思います。

彼の音楽からルーツを感じません。

結構彼独特の音やリズムな気がするのは私だけでしょうか。