朝日を見たくて4時半に起きたけど

秋だから日が昇るのが少し遅くなってますね。

ありがたい。

少しだけ寝直す事にして5時頃外を見るともう結構明るかったです。

とは言えまだ日が昇る前なので

カメラをセットしたうえでのんびりとテントの跳ね上げなどしつつ

ぼーっと日が昇るのを見てました。


山から日が昇るのを見るのはいいですね

雲海も観れつつ

朝ごはんは夜の残りのご飯でお茶漬けにします。

 

温かい物が食べれるし

楽ちん。

 

お湯はストーブで温めればいいのでガスコンロ使わない分やっぱり楽!


ついでに牛乳を温めて抹茶ミルクを作りました。

当然ストーブでこれも温める。

ベーコンも持ってきてたので

ベーコンもストーブで焼きました。


朝ごはんはこれでお終い。

朝結構早い時間に朝ごはんを食べました。


6時前後かな?

まぁ仕事してたら普通の時間なんですけどね


片付けにいつもすごく時間が必要なので

朝ごはんに時間をかけてる場合じゃ無い。


ただ…夜露でテントはかなり濡れており

(夜の濃霧で濡れたのかも?)

芝生もかなり濡れてる。

こんな所にインナーテントとか出しても余計に濡れるだけだと思うので基本何も動けず


しかもシュラフやインナーテントのケースは…

車に置いてた…

こんな時間に車開け閉めは迷惑なので荷物出せず💦

起きっぱなしにできるからテントの中はいつもより荷物少なくて済んだけど

だからこそ朝から何も出せない…アホですね


日が出てくるとポカポカして気持ちよかったです。


7時過ぎ頃から本格的に片付け出したけど…

地面はまだ濡れており乾かせない。

車の日が当たってる方だけは乾いて暖かくなってきてたので

車の扉にシュラフを引っ掛けて乾かしました。

コットは少し日に当てて片付け

インナーテントも湿気が取れたと信じて片付けるも

テント自体が乾いてる様子がない。

というかスカートなど下の方がしっかり水が溜まってる。


いつもパタパタ叩いてほっとけば乾くから放置してたけど…

あかんこれ間に合わない!

と気づくのが遅かった…


タオルである程度拭いた後は日が当たってる方は多分乾いたけど

日が当たらない方面がしっかり濡れてる


いつもテント片付けるのも40分近くかかってるから

9時には片付け始めて

10時にはチェックアウト…

キャンプ場から受付は車で少し走ります。


余裕を持って最低でも45分にはキャンプ場を出たい。


ちなみにもう一人のキャンパーさんは片付け始めてたから

帰るんだと思うけど

のんびりしてたのでレイトチェックアウトなのかな??


まさか本当に無断じゃないよね?

どうでもいいけど🤣


って事で9時にはテントを片付け出したけど…

残念ながらテントは乾いておらず

しっかり日が当たらない方は濡れてました。

これで鞄にしっかり入れてもなぁと思い

いつもより適当に片付け空いてる所にシリカゲルを入れて車へ


テントカビた友達いたし

YouTubeでもよくカビてたって言ってる話を聞くから

結構ナーバスです。


しかも次の休みは雨予定だから

早くても乾かしに行けるのは約1週間後…怖い


チェックアウトは問題なく終わり

帰りは遠回りするけど杉原千畝記念館に寄って帰ります。


ここからはキャンプの話でもないです。

いろいろ語ってるかも…

すみません。


前から行きたかった場所でした。

交通不便な所にあるし

車を持ってからも遠いし

山の中だしと行く勇気がありませんでした。


が、最近は走る距離も延びてきたし、

山道走行も少しはしてるし!

って事でついに行く事に!


杉原千畝さんの事を実は私は数年前まで知りませんでした。

歴史苦手だし

戦争などの話を聞くと昔から気分悪くなり体調が悪くなる体質で

どちらかと言うと避けています。


が、数年前にテレビで杉原千畝さんの話をしており

本当に感銘を受け

心から尊敬し

どうしても杉原千畝さんがいた大使館も見てみたく


存在を知った翌年、

リトアニアのカウナスへ行きました。

本当に感動しました。


リトアニアにある杉原千畝さんがいた大使館、最後に泊まってたホテル、最後まで通行証を書いていた駅も見てきました。


何度話を聞いても何度その手のドラマを見ても私は涙が出ます。

私は残念ながらどんなに必死に考えても悩んでも

杉原千畝さんの決断は私に出来ると思えないのです。

私は自分が結局一番大切で

一番かわいい。


この数年何度となく考えたこともありますが

何度考えても自分や家族を危険な目に合わせて

日本の判断に逆らってまで

人を助ける事が私には出来ないのです。


彼はその後も大変な思いも経験も家族とともにしたから

ほとんど日本な帰ってもカウナスの時の話などしなかったそうですが

それでも

人生やり直すなら決断を変えるか?という質問に彼は

同じ事を何度でもすると答えているそうです。


その後退職させられたり

お金なくて苦労したり

非国民のような扱いも受けていたとも聞きます。

大変な思いを経験してても

人として当たり前のことだから何度でも同じ決断をする。

と答えていると知った時、心からの尊敬し


出来ないと何度でも自分自身で答えを出しつつも

何度でも考える事を止めず無駄に考え続けています。


リトアニアに行った時は他にも

スウェーデン、フィンランド、バルト三国を回りましたが

フィンランドでも要塞に行ったり

ラトビア、リトアニアではKGB博物館にもよって少し勉強してきました。


行ってきて本当によかったと思ってます。


キャンプ場から杉原千畝記念館まではおおよそ2時間ちょっと。

建替え工事?なのか外観は工事中でした。


でも開園はしてたので入れます。

入場料は300円でした。

確かカウナスも$3だった記憶があります。


お金を払うと貰えます。

中身はこんな感じです。


会館の中は写真撮影禁止でした。

実際に杉原千畝さんが書いたビザのレプリカなどがありましたが


ちなみにカウナスでは撮影は許可されており

実際に杉原千畝さんが使っていた机も触れるし

椅子も座れます。

会館の人に頼めば座ってる所も写真を撮って貰えます。


日本では座るの禁止されてましたが

これは単にコロナ禍だからのようでした。


私がカウナスに行ったのはコロナの前の年だったので

旅行に行ける時に行っておいて本当によかったです。

今はコロナ禍とは別の意味でも行きにくいイメージのヨーロッパというか…

ロシア付近…


平日に行きましたが

思ったよりも人が結構入ってます


そして私は説明文を読みながらやっぱり涙が出てしまう。

話は知ってるのに

わかってるのに泣けてしまう


人種差別で殺されるなんて

今の日本では別の世界の話にしかやっぱり思えなくて

そして殺されてしまった人の数があまりにも多すぎて…

 

リトアニアのKGB博物館では

実際に人を大量に虐殺していた場所や拷問場なども見てきましたが…

外は暑いのに

エアコン入ってない(らしい)のにひんやりとしてて

不気味な空気感でした。


そして博物館に人は沢山いても

そこへ足を運ぶ人は本当に少なかった(私が行った時は少なくとも全然いなくて

立入禁止だっけ??と疑うレベルで人が寄り付いてませんでした)


ゆっくりしっかり日本の杉原千畝記念館を満喫しました。

多分だけど泣いてたの私だけ… 恥ずかしかったです。


お昼過ぎに記念館を出ましたが

気持ちがいっぱいになっており

お腹が空いてない

むしろいらない。

記念館目の前にある人道の丘公園を周りました。

これテレビで見た時もっと広い場所に大きく聳え立ってるように見えてた…

思ったより小さかったです。




ずっと来たかった場所なので

本当に満足です。

またいつか来ます。

私にとって杉原千畝さんはどう表現していいかわからないけど

言葉が選べないけど

人生において大切な教えをくれた人なのです。


今回は観光も出来てキャンプだけじゃない楽しみもできたし

本当に行ってよかったです。


来年の春にまたこのキャンプ場は来たいと思いました。