星列車で行こう
2024年7月27日(土)〜8月19日(月)
京都四條南座
STORY
その列車に乗ると、夢を見つけられるという伝説があった――
今日も夢を求めて、人々は「星列車」にやってくる。
始発駅0番線ホーム。汽笛を鳴らし発車を待つ「星列車」に現れたのは、家を飛び出してきた青年・太郎(影山拓也)。育ちが良く、天性の善良さを持つ彼は“自分がないこと”に悩んでいた。息苦しい日々から解放され、自らの力で運命を切り開きたいと、この列車に乗り込んだ。
「ご乗車の方はお急ぎください」額に携帯の光を当て、乗車確認をする不思議な車掌(石井一孝)が人々へ呼びかけている。そこへやってきた男は次郎(松田悟志)。孤独な過去に囚われ、お金とスマートフォンが唯一の安らぎだと信じていた。他人から注目を集めるため「お金持ち」になろうと決めるも、闇バイトに手を出し、逃げている途中で星列車に迷い込んできたのだった。
発車ベルに混じって、歌舞伎の舞台で聞くような台詞が聞こえてくる。何か衣裳のようなものを身に纏った男・五郎(松村龍之介)は歌舞伎俳優を志すも叶わず、この列車にたどり着いた。物語の主人公のように、誰かに頼られる人になりたいと、心の奥底で願いながら……。
生まれも境遇も違う3人を乗せ、星列車は動き出す。
「将来駅」、「追憶駅」、「夢見る駅」……
行く先々で起こる出来事や出会いに、若者たちは何を思うのか。彼らがたどり着く未来とは――
京都の気温38度の中観に行ってきました。南座は八坂神社行く時に前を何度も通った事はありますが、中入ったのは初めてです。座席にエアウィーヴのクッションあるので、腰が悪い私には助かります。
歌でなくても、パンフで歌詞だけ読んでもなんか泣けてくるんですが、私も星列車に乗って夢を見つけたいなと思いました。4年前適応障害がきっかけで仕事を辞めて、一時自分自身を信じる事もできなくなり、今でも自分の夢や目標は何なのか、自分の居場所はどこなのか、ずっと探し続けてる毎日だしな
星列車、乗りたいな…自分を変えるために…。