勝鬨橋をあげる会

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昨年より隅田川橋のある風景画を描いていることで知った「勝鬨橋をあげる会」という団体の会合に出席させていただきました。
この会は1993年6月に発足、同年9月に情報誌「ponte」1号(秋号)を創刊(年2回発行)と言いますからもう20年以上続いていますね。
文字通り開かずの勝鬨橋を再びあげようという有志の集まり、会をまとめるのはひょんなことでお知り合いになった伊藤孝氏。是非ともお会いしたかった憧れの先生です。
氏は現在産業考古学会会長、日大理工学部非常勤講師をつとめ著書に「日本の近代化遺産」、「東京再発見」、「東京の橋」、「水の都橋の都」、「水の東京」、「四谷見附橋橋物語」など多数。
その道で知らない人はいなほどの権威者かと思いきや、気さくで大変話のわかるナイスなお方。また他のスタッフの方も初めて飛び込み参加した私のような若造を快く迎えてくださり感謝しております。アフターの近所の居酒屋での会食もとても楽しかったです。
で、この情報誌「ponte」最新号の中に大変興味深い写真と記事が掲載されていますのでご紹介します。
題して WANTED! ~あの時の君を捜せ~」
写真は昭和45年11月29日に最後に上がった勝鬨橋上で実際に撮影されたものです。この写真に写ってる人や撮影した方を探し、当時の勝鬨橋周辺の様子や跳開の状況などを取材し湾岸地域のシンボルとなっていた勝鬨橋の記憶が薄れる前に、生の声を集めておきたいという企画です。
今から44年前のこの日曜日、勝鬨橋最後の跳開を目前で見たであろう方々の情報を求めますとのこと。
嬉しい事に最近何件か連絡があったそうです、良かった!
引き続きこの記事をご覧になりどんなことでも良いので心当たりがある方はぜひ下記宛先まで情報をお寄せください。

「勝鬨橋をあげる会」
http://homepage3.nifty.com/kachidokibashi/1_topic.html
勝鬨橋01


勝鬨橋02