こんにちは、皿です。


こちらの動画を視聴してとても感動しました。

「なんで私だけ?」苦しみの先にあるもの


人目に触れるにはちょっと勇気のいる内容なのでブログに書いています。


私は今2歳の子どもを育てています。


一般的に言われる「問題なく」「健康に」産みました。


だけどそもそも、私は子どもが欲しい気持ち半分、欲しくない気持ち半分。


結果的に夫に押し切られ、いつかは欲しかったし…というあまりよろしくはない妊活スタートをしました。


妊娠中はつわりがひどくて、冷製スープとララクラッシュしか食べられない時期と、ジャンクフードしか食べられない時期があり。


基本的に倦怠感があるのでほぼ寝たきりで散歩もできず、いつ産まれても大丈夫なよう仕事をセーブして。


こんな人が親になっていいのだろうか…と葛藤する日々でした。


それから、私は元々スリムで、聞こえはいいけど摂食障害すれすれでした。


だんだんと変わっていく体型を醜く感じ辛かったり、胎動が始まった頃は「プレデターが体にいる…」と夜な夜な泣き明かしました。


この調子で書くと長くなるのでいろいろ割愛しますが、無痛分娩で産み、痛みがないと思いきやお医者様が麻酔に失敗。


産んだ後1週間起き上がれずご飯も食べられない程の頭痛に悩みました。


退院後、ウキウキで夫の頼んだ出前寿司を1個食べてはうずくまり…を繰り返し「せっかくのお祝いなのに」と不機嫌になられたのを未だに鮮明に覚えています。


幸い里帰りができて、家族の温かさに助けられて娘はすくすく育ちました。


自分の家に帰ってきたあとも体力が回復せず、そんな中ほとんどワンオペ。


生後半年頃から夫は長期出張になり、本格的なワンオペ育児を1歳3ヶ月までしていました。


夫はほとんど育児に参加せず、アルコール依存症に片足を突っ込み、モラハラ発言を繰り返し。


「2人目を産まないなら母親としてしか見ない」

「俺と同じだけ社会的地位を築いてから話せ」


動画にもあるように、「なんで私だけ…」ってずーーっと思っていました。


あなたは働きに出られてずるい。
あなたは好きな時に夜飲みに行けてずるい。
育児に縛られず好きなだけゲームしてずるい。

↑当時の日記を振り返ってもこんな内容ばかり(笑)

でもね、こういう感情と向き合うようにしてるうちに「その環境を選んでるのは自分だ」と気づいたんです。

虐げられるのをわかってるのに逃げない。
母として、しっかり育児をしないと…と育児をする。
べき思考で自分の時間を無くす。

こんな自分を真正面から見つめるようになり、少しずつ変わってきました。

ここまで悲劇のヒロインぶってきましたが、今の気分は悪くないです。

「なんで自分だけ…」と思うこともあるけれど、1歳に満たない子どもを一人で育てたのは誇りに思えています。

こんな親でいいんだろうか…と思うこともあるけど、せめて「幸せな女性」を見せられるように。と日々なるべく楽しく過ごすようにしています。

イヤイヤ期でブチギレることも多々ある日々ですが、ヨガに行ける日も出てきました。

動画の通り「なんで私だけ…」の先には幸せが待っていた、と思えています。

いろいろ手抜きをしていますが、牛乳パックのイスを愛用してくれたり、R1のマラカスを喜んで振る姿を見るとなんともいえない嬉しさがこみあげてきます。

とても素敵な動画をあげてくださったぬこもさんに感謝。



・自サロYouTube



・自サロX

・皿インスタグラム