現在の話。
2024年4月半ば、突然思いも寄らぬトラブルが発生。
「青天の霹靂」とは、こんな瞬間を言うんだ、と思った。
だけど、1ヶ月以上過ぎた今…改めて考えると
結局の原因は、生い立ちだったり、しがらみだったり、
「過去」はそう簡単に断ち切れない…そう実感した。
今日の内容にも少なからず関連している
このトラブル話…いずれまた日記に書いてみたい。
いや、書く事になりそうだな。
とりあえず前回からの続き。
トラブルの件で生活がガラリと変わり、多忙な毎日。
睡眠・食事をほとんど取らない日が続き、
一時は、心身共に極限状態に近かったと思う。
当然のごとく、私は急激に痩せていった…。
この事実はその後、私の思考を乱す事になる。
当初「摂食障害」と言うワードは念頭になかった。
突然の事態に不安や焦りで気が滅入る中
面倒な用事が一気に降りかかり、ただ疲労困憊した。
「顔がかなり痩けてきたよ」と夫からの一言。
「なんだか…痩せちゃった?」と近所の知り合いから。
ブカブカの服、ユルくて回る指輪と腕時計…
私はやっと体重計に乗る。
一週間で3キロ程減っていた。
「あっ、ヤバい、かなり痩せたわ」
「ちゃんと食べなきゃ、体がもたないね💦」
聞こえるように独り言を言いながら、キッチンへ。
食欲はない。胃もムカムカして吐き気さえ感じる。
寝るか、溜まってる雑務を少しでも片付けたい。
だけど、バテて体を壊せば、周りに迷惑が掛るし
厳しい状況だからこそ、自己管理は欠かせない。
それがまともな判断。正しい解決策。間違いない。
体重測定をした夜、私は夕食に
うどん、寿司、焼き鳥、豆腐サラダ、苺…などを食べた。
完食はしなかったが、吐き気もひどくならず、思ったよりしっかり食べる事が出来たし、美味しかった。
何よりやっと入って来たまともな食物や栄養に、
頭も体も、じんわりと潤っていく感覚があった。
だけど……………誰にも言えない本心。
自分の中に、やはり芽生えた「痩せた」事への喜び。
体重計の数字を見た瞬間、その本心を確信する。
「あっ、ヤバい」…じゃないだろうが!!
「ああ、嬉しい」…が、本当だろうが!!
こんな大変な時でさえ、お前の脳は「痩せ願望」か!!
「はい。その通りです。」…そうとしか答えられない。
自分自身が認めたくない奥底の本心と繕う為の行動。
今のあなたは、昔の自分とは違う。
目標もあり、少しずつでもちゃんと前に進んでいる。
「息苦しさ」や「しんどさ」から離れたいのでしょう?
もう、もったいない生き方はしたくないのでしょう?
これから名前のように、さらっと生きたいんだよね?
そう言い聞かせながら、
やるべき事を片付けていく日々がしばらく続いた。
そんな多忙の中、母から連絡が来る…。
「忙しい時にごめんね。」
「ちょっと相談があるんだけど、近いうち会える?」
それだけの内容…なのに私の奥底から、
「痩せた自分を母に見せたい」欲求が一気に湧いた。
痩せた娘の姿は母の目にどう映るか、何を思うか、
過去にもう何度も挑んだのに…また知りたくなる。
母への理解を求め続けた幼少期の私が顔を出す…。
今日はここまで。