今外は土砂降りです。関東地方も夜から警報級の大雨になるとのことで、スタッフの帰りが心配ですから病院の方も早めに閉めた方が良いかも知れません。
いつも思うのは「こんな天気の時は外の猫たちはどこで雨風を凌いでいるのだろう…」ということです。氾濫するかもしれない川から離れ、雨風を防ぎ、床が濡れない避難場所があればいいのにと思います。
春は外猫の繁殖が活発になります、TNRが進んでいるとはいえ春・秋にはやはり子猫を保護したと来院される方がちらほらいます。今春の第一号さんは、母猫と5匹の仔猫でした。ある方が、近隣で出産した母子猫がいて保護したいので捕獲器を貸してほしいと来院されました。その数日後、あっさり捕まったと母子猫を連れて来られました。捕獲器の中にいるお母さんは、子猫を別のケージに移したらすんなり自らも移ってくれました。最初は母猫はTNRして子猫のみ里親を探すつもりだったそうですが、あんまり大人しいお母さんだったのでこのまま子猫の哺育をまかせて、離乳できるころにお母さんを避妊手術してそのまま飼って下さるとの事でした。こんな大雨の中、もしまだ保護できていなかったらどうなっていたかと思うと、彼女(母猫)の運の良さを喜ぶと共に、保護して下さった方への感謝の気持ちでいっぱいになります。
でも、まだまだ大変な生活をしている猫ちゃん達もいっぱいいると思います。もし見かけたら、ほんの少しでもいいので憐れみの気持ちを持っていただけたら…とお願いいたします。