アメリカ史上、最も国民に愛された大統領は、イメージ戦略で未来を変えました。
（画像はお借りしました）
おはようございます。
あなた本来の美力を目覚めさせるイメージコンサルタント 桐元智恵子です。
イメージコンサルティングは、クライアントが求めるイメージを戦略的に創り出し、
外観の自己演出（セルフプロデュース）をするために利用されることが多いのですが、
人とのより良いコミュニケーションやビジネスチャンスをつかむための、「外見」を
戦略的に演出し、
マーケティングに、企業のブランドイメージづくりに、巧みに利用されるサービス
でもあります。
この存在を最初に意識させた代表的な例として、常にあげられるのが、1960年の
アメリカ大統領選挙です。
有名な話なので、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、説明させていただきます。
当時、優勢とされていたニクソンを、年齢も政治経験も若いケネディが、
若干40代前半で逆転勝利した背景には、明確なイメージ戦略がありました。
（画像はお借りしました）
ニクソンが、初めてのテレビ政見放送を行いました。
ケネディには、イメージコンサルタントがついていて、服装や髪型はもちろん、
笑顔、歩き方、握手の仕方、効果的な反論のタイミングに至るまでアドバイス。
テレビに映えるスーツやネクタイまできちんと配慮し、顔のメイクも入念に行い、
姿勢を正し、元気で前向き、明るい印象をアピールしました。
（画像はイメージです）
一方のニクソンは、服装も気を遣わず、メイクも断り、長期の選挙戦で疲れた表情で、
また運悪く、脚を怪我していたため椅子にもたれて座り、演説台にも寄りかかり、
老けた印象を与えてしまいました。
テレビ政見放送時の二人が、こちらです。
（画像はお借りしました）
テレビは当時、白黒放送でしたが、
ケネディの服装は、濃紺のスーツ、薄水色のシャツ、赤と青のストライプのネクタイ、
ポケットチーフ、体型にフィットしたスーツ、
ニクソンは、グレー（茶色の説もあり）のスーツ、白のシャツ、単色で薄めの
カラーのネクタイ、体型にフィットしないブカブカのスーツ
だったそうです。
ご覧のように、特に白黒画像では濃い色、薄い色のコントラストが際立ちます。
ケネディの濃い色のスーツと薄い色のシャツはコントラストが強く、生き生きとした
強烈な印象を与えています。
そして、サイズの合ったスーツが、更にスタイルよく精悍に見えます✨
一方で、ニクソンの薄い色のスーツと薄い色の白シャツはコントラストが弱く、
控えめでぼんやりとした印象を与えます。
そして、サイズの合っていないスーツが、更に貧相に弱々しく見せてしまっています⤵️
実は、このテレビ政見放送の前に行われた二人のラジオ討論では、ベテランの
ニクソンが有利で、前評判はニクソン勝利とされていました。
ところが、このテレビ政見放送後にそれは逆転。
（画像はお借りしました）
かくして、ジョン・F・ケネディというアメリカ史上最も人気のある大統領が
誕生したのです。
ケネディ陣営が、このようなイメージで当時のアメリカ国民に最大限にアピールし
勝利したことから、
アメリカでは、イメージがいかに大切か、ということが、一般的に普及し始めました。
イメージコンサルティングの威力を証明した有名な話です。
このように、イメージコンサルティングには、人の「未来を変える」力があるのです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
あなたの未来も、イメージコンサルティングで必ず変わります
認定資格
全日本カラースタイリングコンサルタント協会(CSCA)認定
◆16タイプ・パーソナルカラー（16カラーメソッド®️）アナリスト
◆自分スタイル診断®️〜顔タイプ診断＋骨格分析パーソナルスタイリスト
一般財団法人ほめ育財団認定
◆ほめ育ナビゲーター
◆中学・高校 国語科教員免許 専種
◆中学・高校 国語科教員免許 一種