今の心境を言葉にすると、、

 

自分の母親が亡くなった、、のに、

さほど悲しくない自分が悲しい

 

が、一番しっくりする

 

そう思うと、自然と涙が出そうになる。

 

何とも言えないこの結末に対しての悲しさ

 

 

妙に淡々としている。

 

喪主だから、まだまだ色々しなきゃいけないし、

目の前の家族がいるし、

下の子は起立性調節障害で学校なかなか行けないから、

私がまだまだ気に掛ける必要はあるし、

上の子は来年高校卒業だあ。。

お金はまだまだかかるから、自分の仕事復帰も進めないと。

 

と、対応すべきこともあって、気が抜けないというのもあるのかも。

そうなると、急にどこかでガクっと落ちないように気をつけなきゃあ。

 

という要素が一つ。

 

 

 

全く悲しいわけではなく、、

母のことで悲しい気持ちが出てきそうになると、

子どもの頃の私が出てきて、それを否定するんだ。

やっと私の人生がはじまるよ、って、その子は言う。。

私の中でもう一人の私がいるという感覚が当たり前で。。

そこまで拗らせたのって、何が原因だったのか。。

 

という要素も一つ。

 

 

 

悲しくなりきれない、もう一つの要因は。。

 

せん妄中の母が、20年近く前の記憶に戻っていて、

幻覚の中で当時の誰か知り合いが目の前にいて、

私の噂話をしだしたのだ。

 

その内容を聞いてしまったから(聞きたくなくても大きな声だから聞こえてしまう。。)

「ああ、やはりこの人って、私のことをそうしか見ていなかったんだなあ」

というのが私の中で強化されてしまった。

 

それは亡くなる5日前のこと。

 

これで、結構、私の心が変わったなあ。。

 

なので、

ふと、悲しくなりそうな感じになると、

このせん妄のことも思い出しちゃって、悲しくなりきれない。

 

もう、こっちのしがらみなんて全部捨てて、

私のことも忘れちゃっていいから、

あ、孫のことはちょっとは憶えていてほしいなあ、なんて。

とにかく、自由な世界でのびのびと過ごしていますように、

と、本当に心から思ってしまう