夏の終わり年上の作家と年下の男と瀬戸内寂聴、これも夏の終わりともに年下、一方は年齢とは不相応に知りすぎた男、一方は籠のなかの鳥、余りにも無知な危うさをはらんで、これも夏の終わり恋とものづくりと、これも夏の終わり実はいっぱい一杯になってて、いつも通りに戻った日比谷線のなか、胃が軋んだのは、ゆうべと同じ秘密****