4月は、大好きだった人の命日が続きます。

 

友人や、家族。

わたしの大切だった人たち。

 

泣いても叫んでも、

もう二度と会うことが叶わない人たち。

 

毎年4月になると、

「あれから何年たったかな」

「もっと話しておけばよかった」

「ありがとうって言っていない」

悔恨の思いがぐるぐるとめぐります。

 

なかでも、

30歳で亡くなったNちゃん、

37歳で亡くなったHさん、

 

前触れもなく、

いのちが消えたのは突然だった。

 

遺影を見るたびに、

私との年齢差が開いていきます。

 

 

いのちが育つには、長い長い年月がかかる。

けれど、

いのちが消えてしまうのは、ほんの一瞬。

 

癌・心不全・脳出血…

よくある病気以外でも、

自然災害、交通事故、

なにが起こるかわからない。

 

平均寿命まで元気に生き続けられるという

保障はどこにもない。

 

心の準備もなにもなく、

交通事故に巻き込まれる人もいる。

自然災害で命を落とす人もいる。

 

悪意ある事件に巻き込まれるかもしれない。

 

「事故や病気で死ぬのではなく寿命で死ぬ」

そう聞いたことがある。

 

寿命のタイミングに病気や事故に遭う、と。

 

だとしたら、寿命ってなに?

 

もしも、もしも、

寿命があと半年だとわかったなら、

わたしはなにをしたいだろう。

なにを願うだろう。

 

 

間違いなく思うのは、

誰かを憎んだり、呪ったり、

不平不満を並べる時間はないだろう…

ということ。

 

もしも

寿命があと半年しかなかったら、

家族や友人の幸せを願い、

未来の平和を願い、

大好きな人たちに感謝し、

生きた証を精一杯残したいと思うのだろう。

 

だったら、なぜ、

今、それができないのだろう…。

 

未来がずっと続くと思っているから?

来年もできると思っているから?

5年、10年後もできると思っているから?

 

 

「やらない人はいつまでたってもやらない」

そう聞いたことがある。

 

若いころは

「お金があったらできるのに」

 

結婚したら

「独身だったらできるのに」

 

子どもが生まれたら

「子どもがいるから無理」

 

そして子どもが大きくなったら

「もっと若かったらできたのに」

 

言い訳を探すことは、きっと簡単。

 

今のわたしは精一杯生きているだろうか。

できない言い訳を探していないだろうか。

「ありがとう」を伝えられているだろうか。

 

 

「今」をていねいに生きていきたい。

 

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