年度末は「いのちの授業」の機会が増えます。
中学1年生へ「SNSといのちの話」の講演をしたときのこと。
男子生徒さんの言葉に感動するできごとがありました。
中学1年生の授業では、生徒さん同士で考えてもらいながら進めます。
SNSで仲良くなった人に「写真を送って」と言われたらどうする?
「つきあってるんだから一緒に帰るのは当たり前」と強制されたらどうする?
などなど。
その中で、
好きになるってどういうことだと思う?
について考えてもらいました。
中学生は、恋愛に憧れたり、誰かに特別な感情を持つことがある思春期ど真ん中。
お友達どうしのディスカッションのあと、男子生徒の発表を聞いて感動したのです。
男子生徒は、
好きになるとは、
相手の魅力に気づくこと
…なんだと思います。
そう、言葉を選びながら、一言一言丁寧に答えてくれました。
ジワジワと、その言葉の深さがしみる…
男も女も関係ない。
魅力に気づくこと。
人として魅力を感じること。
それが好きになるということ!
なんて素敵な感性なんだろう!
中学生の言葉に新たな気付きをもらいました。
それも1年生!!
その感性を大事にしてね。
**********
直井亜紀が書いた性教育の本です。