欲望という名の電車
HI
今日はちょびっと寒かったね。
なんか温度差に振り回されて悔しいわ。
初めて履いた訳でもない靴に、靴擦れを起こされちゃったくらい悔しいわ。
(↑今日の出来事だと思って正解よ。)
地味に痛いから嫌なのよ
とまぁ。
こんばんわ
いかがお過ごし??
今日松下は・・・パルコ劇場にて【欲望という名の電車】を観劇してまいりましたわ。
同じ事務所の先輩であるオクイシュージさんが出演されているので前日から楽しみにしていました!
※これから観に行かれる方はネタバレになってしまうかもしれないので読まない事をオススメするわ
いつも真っ白な状態で観に行く事が多いんだけど、今回は何故か役名だけ調べて行きました!
●ブランチ・・・秋山菜津子さん
●スタンリー・・池内博之さん
●ステラ・・・鈴木砂羽さん
これだけ頭に入れていざ出陣
まず席に着いて思ったのがセットが素敵!お部屋の家具から街灯までオシャレだった。
だからからか、始まったら自然と引き込まれてあっという間の時間だった!
ブランチは自分が住む街にある事情で住む事ができなくなり、妹のステラの家に転がり込み居候する。
ステラの夫・スタンリーとの三人の奇妙な生活が始まるの。
ブランチは年を重ねた自分の容姿を異常に気にし、喋れば自分のことばかり。
綺麗なドレスや宝石で着飾り、いかに自分は上品で優れた女性であるかということを彼女に都合のいいように作り喋り続ける。
それは過去に起こったある出来事からブランチはまともに社会で働く事ができない程の精神状態であるから・・・。
でも自分をよく見せたいっていう部分に関してはわかる部分もあるんだよね。
《こうでありたい》っていう願望を言葉にする事で、自分に言い聞かせ安心したい気持ち。。。。
ただ・・・ブランチは結果、嘘つきな人間になったけれど誰にでも触れてほしくない事の1つや2つあるじゃない?
そんな姉を妹のステラが絶対の味方となるが、それをよく思わない夫のスタンリーはブランチとことあるごとに衝突する。
スタンリーがステラを抱きながらにらみ合っている場面は、とても記憶に残る印象的な場面でした。
でもステラとスタンリー夫婦の関係も歪んでいるなぁと正直思ったけどね。
観た人はわかると思うけどスタンリーは典型的なオレ様性格。
暴力振るわれても・・・その後に必要とされ・優しくされたら許しちゃうんだねステラ・・・。
みたいな。
松下はわかんないやー
こういう愛の形もあるんだもんね。
人と人との《関係性》って想像するよりも複雑なものなんだね。
スタンリーの友人ミッチとブランチの関係ももっと見ていたかったな。
オクイさん演じるミッチはとっても愛らしいキャラクターだった。
帽子を取るまでは・・・・
あの瞬間から舞台に出るたびに目で追ってしまう存在になりました(笑)
表情・動き・言葉で一番笑わせて頂きました(´∀`)ハハ
ミッチと結婚するという希望も絶たれたブランチは見ていて辛かった。。。。
もし、スタンリーが過去の事を一切気にしなくて、大らかな人間だったらブランチも新しい生活が待っていたのではないかと思わずにはいられない。
ラストの場面は今でもズシッと残ってます。
見終わった後に不気味さというか気味悪さがあって何も考えたくなかった。
でももう一度観てみたい作品。
そんな時間を過ごせ、行けて本当に良かったー!思いました♪
勉強になりました(`・ω・´)ゞ