一度消えて、ふて寝しそうになったBLOG
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昨日、Bunkamuraシアターコクーンに【タンゴ】を観に行ってきました
私、観劇の時にはどういう内容か事前に調べずに見に行く事が大半です。
変な先入観持っちゃうと楽しめないからさ
今回【タンゴ】という名の舞台だから、なんとなーく華やかな感じ??って思い描いていたの。
しかーし!
始まって10分もしないうちにその考えは消え去りました。。。。
堕落しきった家族に対し、規律や秩序といった形式に異常なまでにこだわるアルトゥル(森山未來さん)が秩序再建を掲げ家族を救おうというお話。
アルトゥルはつらつらと難しい単語を用いて、相手に話す隙を与えないほど主張の強い話し方をするから聞き取って解釈するのに頭使いました
というより無の状態で言葉を吸収していました。
しかもアルトゥルの台詞が本当に長い
正直あんなスピードで話してたら普段の会話でだって噛んじゃうよと思った。
だから一言たりとも聞き逃せない緊張感があったなー観ている側も。
し・か・もセットも素敵なのですが、家族のキャラクターが濃いこと濃いこと。
あの家族の中に入ってみたら楽しいかも♪
と帰宅しながら考えてた。
けどリアルにそうなったら……
無理ー!と現実に戻りました。
だって!
賭け事に夢中の祖母
事なかれ主義の祖父
浮気疑惑のある母
破壊・解放を掲げ、伝統というものを破壊した父
母の浮気相手の男
美人で理論などおかまいなしの天真爛漫な従妹
だもん。
でも、1人1人を見れば、探せば何処かにいるはず。
その7人が揃うから強烈なんだよね(笑)
アルトゥルがこの強烈家族に秩序を求め反抗する姿が自分勝手なんだけど、そこまで徹底する主人公を応援したくなっちゃうの。
何かにここまで熱く反抗した経験ってないかもなぁ~
プチ反抗ならあるけど。
(↑かわいいもんです)
波風立てずに過ごしてゆく事に慣れてしまうのは怖いことなのかもね。
もうちょっとこの事について考えてみます。。。
頭で考えた事を文章にして伝える作業は楽しいけど、難しいね
もっともっと修行します
そういえば片桐はいりさん素敵だったなぁ(´∀`)
観た方は絶対分かると思いますが、杖での歩き方インパクト大でしたね!
歩くたびに誰か笑っていました(笑)
様々な意見があるだろう内容で今現在考えさせられていますし、今まで観た舞台とは違う演出が多く貴重な時間が過ごせました♪
観に行けてHAPPYでしたー
ちなみに、1965年からポーランドで現在も上演が重ねられている作品だそうです。
では!風邪に負けないように免疫力高めましょう!
あんにょん