ブッタ(仏陀)の初めての説法は、四諦八正道 だったそうです。
S.LEHMANはこれを読んで、やっぱりブッタもハイヤーセルフを見ていたんだとおもいました。
以下、(釈迦の本;学研)からの抜粋とS。LEHMANの感想です(赤)
 
 
1)人の世が四苦八苦に満ちていることを知り、克服する道を努力して進め
四苦;生まれる事の苦しみ、老いの苦しみ、病の苦しみ、死の苦しみ  
+四苦(合わせて八苦)
愛別離苦;愛するものと別れる苦しみ
怨憎会苦;憎しみや苦しみを持つものと会わねばならぬ苦しみ
求不得苦;求めるものが得られない苦しみ
五蘊盛苦;執着による苦しみ
 
苦しみの八通りを書いています。ブッタが次に考えたのはこの世の苦しみから
解放される方法です。即ち、こうすれば、苦しみは感じずにいられる。即ち
この世が天国にみえるようになる方法です。 
 
2)修行を志すなら心理への道をたどろうとするなら、極端をはなれて中道を歩むべきだ。
  中道とは8つの正しい道である。
  
   それが次の八正道です。おのおの正しく物事をおこなえばいいとしています。
   意味が分かりにくいところを;マークをいれて解説しています。
 
    正見 ;見解 ②正思惟 ③正語 ④正業 ⑤正命;生活 ⑥正精進;努力
⑦正念;自覚 ⑧正定;瞑想
 
)悟りへの道筋;
 
 
  ハイヤーセルフが導いてくれるものこの悟りへの道です。
  自己の精神(自分の考え)は、苦しみを乗り越えるために、その苦しみが何から
  構成されるか、正しい理解(諦)を持たねばならないという事。ハイヤーセルフは
  自分の心(自己の精神)にはいりこみ、あらゆる自分の考えの歪みに気着きを
  与えてくれます。苦、集 を捨て去り(滅)、正しい道を歩めといっています。
  難しいのはこの滅(捨てる)事です。これができるとハイヤーセルフがはいてくる、
  そして正しい道を歩む力を与えてくれるのです。
 
苦諦(くたい) :生まれてきたわれわれの世の中の様相は苦であるとみきわめること
集諦(じったい);苦を引き起こすのは、欲望と執着を集めることと見極めること
滅諦(めったい);見極めた苦の原因、人の世の欲望と執着を捨て去って滅すること
道諦(どうたい);それを導く具体的な手段の八正道を日々怠りなく実践すること