0) アドレスのポスチャー
 
  上体をかがめるほどに、玉は捕まる。
  上体の前傾をテークバックとダウンスイングで変えないことが大切。
  これは、かがめるほどに腰を縦にいれるテークバックがしにくくなって
  アウトサイドインに近いダウンスイングになるためと思われる。 
  (左手の甲の入れ方、振りがシャープになる。)
  これを良く覚えておいて、調整に使うとよい。
 
     玉の位置はアイアンのネックにおいたほうが、ヒットする時にフェース面を
  玉が滑るイメージを持ちやすい。(つかまりすぎない)
  ヒット時にトー側に当たりすぎる時も有効。
 
    ダウンスイングで、ヘッドがうえからドスンと入ることをイメージし、
  テークバックで腰をしっかり縦につかうためにも、上体は右肩を
  さげた高い球むけのフォームをつくっても、下半身のプラットフォームは
  いつも一定の水平を維持するようにすること
   特に、フォワードプレスをするときにも、腰は左にスエーさせて
  かまえないこと。これをすると、クラブヘッドがブレーンからはずれ、
  擦りだまになる。
 
1)左腰をしっかりと縦につかい、深く入れるTOPをつくる。
    この時のイメージは、トップは高く左手の感覚を大切にする。
    >ここで右手でひくと、クラブが寝てしまう。
            あるいは、手でクラブを上げようと(するとインサイドに上げて結果
      クラブが寝てしまう。
      テークバックは、左腰を入れ、左手を上げることで左手主導の
      ダウンスイングを実現するための準備であり、あくまでも腰の
      入れ方が大事である。(左腰をキチンといれれば体重移動し、
      左手主導で玉を叩く意識があるなら、左手およびトップは高い位置に
      クラブを立てておさまる。)また、右サイドは捻りを作るために
      左からの腰をいれる際に生じる捻れと、体重移動をしっかりと
      受け止めることができる。
    >左腰をしっかりいれるとダウンで左手ではたける感覚がうまれる
    >キッチリ、ギリギリと腰をいれ、左手を高くたもつ。
     キチンとねじれているとヘッドは寝ない。
     また、筋肉がねじれる抵抗感があり、捻りの限界が感じられる。
     ねじれていないと(腰がはいっていないと)だらだらとひねることが
     でき、クラブが寝る。
 
2)       切り替えしでは、右ひじを後ろポケットに落とす。
   同時に上体の前傾を保ち左手甲を飛球線にむけて下→前方に落とす。
   ①この時に、左手は力が完全にぬく事。左手甲を飛球線に保ち、
   ダウンスイングの加速に備える。脱力なくして方向の正確性と
   加速パワーなし。右肘の後ろポケットへのダウンと左手甲の方向キープ脱力はスイングブレーンをきめる一番大切な要素だ。
   左手甲は、飛球線に平行を保つ。ここで返すと一発アウトのフックになる。
   (ここで、ドライバー、ウッド系の場合は、同時に少し右腰が前にでてゆき、頭はステイビハインドするから丁度右足の上に頭がしばらくステイする感覚が生まれてくる。この時の右足への加重はつま先側である。左手甲は常に飛球線に平行に保つ。このことで、ドライバーやウッド系での
    ひっかけがなくなる。アイアンはこの動きは必要ない。
3)   ほぼ同時に、上体の傾斜をキープしながら、左足の母指丘で
   引っ張るように左手で振ってゆく。
   この振りのパワーソース(源)こそが左腰の水平回転だ!!
   もちろん手で振るのではなく、左腰の回転で左手を振るのである。
   デンデン太鼓のようである。
   左足の親指、あるいは母指丘に力をいれて
   大地を鷲掴みにして、左腰水平回転主導の左手のダウンスイング
   を引っ張りを支える土台をつくる。
   引っ張る力は下半身の体重移動をともなった(左足で鷲掴みにして)
   腰の水平回転である。
       だから、左足の鷲掴みの部分は前へひっぱりながら、回転にともなう
   腰脚の捻り力を受け止めてもずれない力が必要である。
   これがないと、足裏がめくれてしまい、すべてのズレが生じて
   しまいます。
   ダウンのプロセスの中で強いて言えば、この足の掴みを土台とする
   左腰の水平回転と右肘のダウンが最も重要である。
   注意点として大切なのは、3つあり
   ①左手をトップで脱力し、左手甲の方向性を保つ(飛球線と平行)
   ②上体の角度を常に一定に保つことで、スイングブレーンを安定化させ
     左足への体重移動を自動的にする(こうすることで、体重移動が
     意識せずとも自然にできる)
   ③左足で大地を鷲掴みにする事で、その後のステイビハインドと左手主導     でスイングする事が非常に上手く行く。土台がしっかりとするからだと思     われる。
   
4)       腰がターンしながら前へでてゆくが、頭は後ろにのこす
ステイビハインドをキープ
5)       腕が下りてくるが、左手甲は飛玉の線と最後まで平行にたもつ。
このとき、左脇は自然に腕内側が上体にななめに張り付くイメージが出る。
また左手甲は飛球線に平行で低く、後ろの位置に長い間のこされている
イメージをもつ。最後に玉をはじく時にも左手甲は飛球線に平行に
保ち、スーと静かなおとがするくらいにスムーズに手とクラブがボールの
位置を通過していく(ターンさせない)。ボールにあたる瞬間は、
(左手の指が軽くピシッとしまる感覚がでてくる。
特に、人差し指と親指がピシッと締まる)
 
6)       ボールをヒットしたあとも、下半身に引っ張られた左手スイングは加速してゆき、
   トップへ向かってゆく。
7)       しっかりと左足一本で立ち、上体がしっかりとねじれた位置でフィニッシュ。
このねじれのMAXのポジションを保つには、しっかりと体のねじれ部分に
力をいれないと保てないくらいの捻じれ方であるのが理想。腰の水平回転が深いほど、上体は捻じれ、クラブの先端は前にでるフィニッシュになる。