居酒屋で井上尚弥vsネリ戦

 

 

B会での稽古の後、

指導者T先生のお誕生日ということで、

近くの居酒屋で乾杯。生ビール

そこで、一人がスマホで東京ドーム戦の中継を出して、

ジョッキの並ぶ卓上へ置きました。

小さな画面で動き回る2選手。

「何ラウンドだろう」

テレビと違って隅の表示が蟻より小さい。もう5Rか。

ん? 井上選手の顔面がちょっといつもと違う感じ。

「苦戦していますね?」

と言いつつも動きはむしろ優勢なので、違和感がありました。

程なく井上選手はバシバシとTKO勝ち、

絶対勝つとは思っていましたが、

山中戦でのネリにイラついていたので、倍嬉しいですねぇ。

         花火 花火 花火

後で、初回に井上選手がダウンさせられていたと知って、

かなりショックでしたが。

なおのこと、ペースを乱さず職人技のごとく、

着々と攻略できた所がもうモンスターですね…。

 

翌日の駅売りの新聞スタンドは、

「井上」「尚弥」のデカ文字一色!

デイリースポーツ紙はしっかり、

5Rまでの採点表を1面に掲載していて素晴らしい。

夕刊では東スポがちょっと面白い視点でした。

 

「下半身が超人的ですよ。重心が低いからどこからでも倒せる。空手でいう〝三戦立ち〟の姿勢。いわば全部のパンチが一撃必殺です」と空手の視点から解析。

 

石井和義館長のコメントを引いて、

特有の大見出しで「サンチン」

って…。何事かと思うわ。そもそも読者に通じるのか?

けど東スポの格闘技欄は良いですね。

昔、試合会場で見る東スポの記者は真面目で、

きっちり取材していました。

UFOネタだけじゃないのよ東スポ。

 

FBでは、敬愛するマッスル先生が早速、

速報を出しているし。

ちなみに先生は、大山総裁のご命日近くになると、

きちんとお参りされて写真も上げて下さるので、

私も見習って、今年も護国寺へお墓参りに行きました。

ご墓前にはいつも、色々なお花が沢山あって、

私もささやかな仏花を隅っこに入れます。

マッスル先生のFBの写真には、

さらにたっぷりのお花がお墓一杯にありました。

お花ってどこか、人の立ち姿に似ています。チューリップ紫
 

 膝、痛む     

GW明け、

火曜日稽古で型を皆でやっていたら、

左膝がズキンと痛みました。

まともに後屈立ちもできず、1拍遅れてフラフラ動く。

普通の立ち居全般は大丈夫ですが、

最近、走ったりすると膝が痛む時があり、

大したことがないけれど、気持ちにブレーキがかかります。

これ以上悪化すると、日常動作や仕事にも障りそう。

 

腰痛はもう、慢性化しているのと慣れとで、

騙し騙し付き合えていますが、

膝とか足の指のケガの方が、たちが悪い気がする。

本当に何もできなくなる。

でも先輩方も大半は膝・腰の悪い方が多いです。

ただでさえ、先生方にはいつも調子を尋ねられ、

お気を遣わせてしまっているのに。

 帯って

B会の方は、

次は昇級審査を受けろ受けろと言われていて、

正直(帯なんてもう、何色でもいいですよ)

…って言えないですよね。

B会では審査料もごくごく安く、営利関係なしです。

帯って自分が望む望まないに関わらず、

チャレンジ「させられる」性質のハードル、かな。

 

ズボラなので、部活時代でも昇級に興味がなかった。

道場に入ってからは、自分から昇級に挑み続けましたが、

単に「早く黒帯研究科に入りたい」から。

でも昇級審査のたびに、必死で課題に取り組むので、

大いに意義はありました! 

ありましたけど、しんどかったなぁ。

この年になると、横着な性格に磨きがかかって、

本当に白でも透明でも構わんわ、って思う。

けどそんなアホな理由で辞退すべきものではありません。

わかっているんですけど、気になることが。

 

次、受けるとしたらオレンジの筈です。

ただしB会では自己申告制で、

大抵の人は武道経験者でもあり、

自信があれば飛び級チャレンジもOK。

ですけど、私は受けるのなら着々と進めたい。

 

ところが「昇級のため、次は指導してみて下さい」

ん?

オレンジ帯でもう指導経験が必要なの???

 

どうも、T先生は緑帯辺りを受けさせたい意向らしい。

はっきりとは仰らないんですが。

あれかなあ、体育館等を押さえて時間通りに行ける上級者が、

不足しているって事なのかな。

 

いやでも。

既にオレンジになったばかりの先輩もいる。

私は飛び越えたくはない。

越えられるのは構いませんが。

 

経験者ではない、体力的に不利のある方ですけど、

立っているだけでしんどいのに、頑張っている。

自分が大学で入部したばかりのころ、

どれだけキツくて不利で辛かったか、

怒られてばかりいたなあ。人一倍下手で息が上がって。

体格も何も全然違うけれど、他人事と思えない既視感。

 

その人が仕事の合間に取ったオレンジ帯の重さに比べ、

単に経験者だからって、そこまで私は上でもないし。

 

それと、指導が昔も今も苦手なんです。

得意な人もそういないのでしょうが、

帯が上がったって猫弱が前に立つなんて、変でしょ。

いっそ猫が立った方がいい動きをしそう。

 

道場での昇段審査では本当に評価ボロボロでしたし、

型も基本もまだ注意されてばかり。

下の帯の若者たちが褒められてどんどん伸びている中、

前に進めなくてもがいているレベルです。

だからこの会では、地道に一歩一歩やって行きたい。

指導、嫌だなぁ。