先週の土曜日午前稽古で、
「ジャージで参加して怒られた件」
(※※その時の日記はアメンバー限定でしたが、削除します。
アメンバー申請して下さった方には大変失礼いたしました。
申し訳ございませんでした。)
あんなにお世話になった紳士クラスだけど、
もう行けないなあ、仕方ない…、と思う。
2~3か月、軽い腰痛が延々続いていて、
運動も歩行も立っているのも平気なのに、
重い荷物を下げているのはキツい。(不思議ですね)
あと、前に防具バッグを持ち上げたら、グギッ!
ギックリ腰でダウンした。
なので稽古には<身軽で歩きたい>
では、Tシャツとジャージで稽古させてもらおう。
防具はもちろん、道着も重くて仕方なかった。
休めばいい、と言われそうですが、
座りっぱなしの方が余程立つ時痛むし、
実際何度も休みましたが、何も変わらない。
基本や型だけでもやりたかったのです。
★
なので、稽古に行くたびに図々しくも、
「腰痛で重い荷物は控えたいので、
軽装で参加させて下さい」
と担当の先生に断り、
隅っこで参加し、組手等は見学。
先生方は(仕方なくでしょうが)、容認して下さいました。
それに甘えていたのが悪かった。
土曜午前の部。
遅れて来られたM先輩にいきなり、
(何だこのTシャツジャージ女は。見学者か?)
とばかりに睨まれ、
「道着じゃないなら参加させないよ!?」
と怒鳴られ、竦み上がりました。
「重いものを持ちたくなかったので…」
今日はもう仕方ないからと言われ、
「わかりました」
まあ、いつ誰に怒られても仕方ない事です。
早退するのも却って角が立つので、
小さくなっていました。
M先輩も、Y先生に簡単に説明されたようで、
「体調のせいだったのか…」
と呟いておられました。
「こっちへ参加しなさい」
と先生にもお声がけいただいたのですが、
縮こまって遠慮していました。
…やっぱり、ダメな奴だよなぁ。
いるだけで、こうして人の足を引っ張ってる。
皆の組手稽古の間、時計係を務めながら、
(これからもたびたび、
痛みがぶり返すたびに、
動ける範囲で参加させてもらっても、
不手際ばかりで、邪魔してしまうだろうな)
と考えていました。
★
「各自1分間シャドーして下さい」
先生の指示で皆、鏡に向かいます。
私も端っこから鏡を向きましたが、
なぜかY先生が真正面に来るのです。
(?)
仕方なくもっと端へ行くと、
先生は目顔で(向かい合わせの攻防をしよう)
と示されます。
普通ならお優しさに喜ぶところです。
でも、何で??としか思えなかった。
(いや今、古参のM先輩が怒ったばかり。
はっきり許すとは言われていないし、
私もそれは納得している。
特別扱いされるべきじゃない。
本来居てはいけないんだから。
白帯さんと対面シャドーなさって下さい。
構わないで下さい)
先生のお顔を見るのもしんどくて、
鏡も見えないし、横を向いてひたすら動いていました。
ご厚意を突っぱねるようなものです。
可愛げがありません。わかってはいますが…。
★
(やっぱり道場、辞めるわ)
…ずっと前から、
ここはもう、自分の居場所じゃない。
いつまでもいられない。
と思っていて、ある事情から、
来年2月頃に辞めようか? と考えていたのです。
少し不都合だけど、早まってもいいか。
これも切っ掛けかもしれない。
隅っこで動きながら、思っていました。
体力に合わせた組手練習が実質うまく行かず、
男性たちが伸びていく中、一人遅れている事。
組手稽古の後はいつも疎外感を感じている事。
手加減して下さる方々への申し訳なさ。情けなさ。
強打された頭への鈍痛。
反り腰でガードして、腰が次第に重くなった事。
少し反撃すれば男性にボコボコにされ、けなされた事。
昇段審査の組手でもダメダメだった事。(最後は褒められましたが)
そうした鬱憤が、
自覚している以上に、限界まで来ていたみたいです。
腰痛は元々の椎間板ヘルニアの繰り返し、
空手のせいではありませんが、
腰痛をきっかけに、
「こんな重い防具、道着、持ちたくない!」
何か心のタガが外れたみたいです。
腰ではなく、心が強烈に拒否しています。
けど、やっぱりそんなのは理由にならず、
”動ける以上は道着で参加しろ”、が正しいのです。
こういう人間が増えたら、
キックのジムと見分けがつかなくなって行きますしね。
私が厚かましかったのです。
だから納得して目立たない場所にいるだけなのに、
(狭いのでどうしても目障りでしょうが)
何であれこれ構って来るんだろう?
きちんとお叱りがあった以上は、
服装相応の扱いでいいのに。
★
淡々と皆の組手の間、時計係を務め、
稽古終了。
普通に挨拶をすると、M先輩が冷ややかに一言。
「ここ最近、何度も休んでいますが、
お体の具合が悪くて休まれたかと思いますが」
…もやっ。
率直に言って、嫌な言い方だと感じました。
(何でそんなに人の休みを把握しているんだろう)
(恩師の講義のために休んだのもあるんだけど。
理由とか、言う必要ってあったっけ?)
(さっき怒鳴りつけておいて、妙に丁寧な言い方も怖い)
(ああ、何かこっちに言わせたいのかな?
謝罪? 説明? そこまで悪い事なの?)
ーー昔、道着を忘れて、
急遽近所で短パンを買って参加した人は、
ペコペコしていなかったし、あの時皆笑っていた。
重病の人、多忙な人など、久しぶりに参加した人が、
道着を着ていなかった時も、責める空気なんかなかった。
一見元気そうな人間だと「何で?」
となるのはわかるけど、
理由、傍らの先生から聞かされたなら、
それで良くないですか?
私なら後輩のS君、Rさんに対してそこまで追求しない。
あり得ない格好ならともかく、運動着なんだし。
(最初は全然知らなかったはずなのに、
急に<腰痛、把握しているよ>アピールって何だろう)
(私は違うけど、婦人科の不調などでも色々痛むのに。
ちょっと踏み込み過ぎじゃない?)
と言った諸々の「?」が数秒でいっぺんに涌いて。
「大したこと、ありませんから」
とだけ返事しました。
白々しい言い方です、我ながら。
「あーそうですか」
伝わったんでしょうね。先輩も冷淡。
いやこれ、結構静かに火花散っていますねぇ。
傍らのY先生に挨拶して行こうとすると、
何かおっしゃってる。
「土曜日朝の師範代オンライン稽古」
「はい?」
現在ご多忙につき、当面休止中ですよね。
「あれ、まだ再開されないの?」
うわ。
言わんとする事がわかりました。
<来るな>
<家でオンライン稽古に出ていなさい>
って意味なんでしょう、たぶん。
「まだだと思いますが、よく分かりません」
再開されるなら、きちんと一斉連絡があるでしょうに。
この後、他の方々にも挨拶して退出しました。
悪いのは私ですが、
「バシッと叱ったら、それでおしまいにする」
いつものM先輩らしくなかった、とも思いました。
★
暗に指導者に来るなと言われて、
これで大好きだった、
土曜日・午前の部(年配紳士倶楽部)
にももう、行けないし。
ただでさえ半減している稽古時間。
常設道場ではなくなって、サンドバッグもなく、
自主練時間は1秒もなく。
黒帯研究科もなくなり、
突発的な師範(師範代)講習会は、
いつも仕事で参加は無理。
それでも道場、続ける意味はあるんだろうか。
一番やめたくないと思うのは、
尊敬する先生(マッスル先生やT先生など)
とご縁が切れてしまう事。
もし先生方の稽古が、
昔のように毎週あったら、
何があっても続けるのですが…。