☆いい所なし…

昇段審査、やりました。

型、約束組手、組手とやりましたが、

組手は2人対戦。

十人組手の代わりに、毎月の試合に参加し、

実績を積んでおくわけです。

中高年や児童も多いし、理に適っていると思う。

ただ中高年は仕事や家庭の都合があるから、

月々の試合でスケジュールを空ける方が大変かも?

 

2人と言っても、

女性の参加者が他にいなかった今回、

対戦相手は男性です。

今一番上り調子の秀才君と、

わが道場の強豪の先輩。

「勝敗じゃなくて、内容を見ますから」

と師範はおっしゃいましたが、内容も何も、一方的過ぎて完敗。

正直、練習以外の公式な試合で、男性はキツいなぁ。

一発の衝撃が違い過ぎますもん。

一発も受けないって非現実的ですし。

こちらが若ければまだ救いはあるけど、

何にも突破口がないです。猫と鼠です。

手も足も出ないのが、悔しいなぁ。

 

師範講評で「練習不足」と言われたのが納得です。

彼らより組手練習をもっと積みたいんだけど、

現状、男性相手に少し激しく動くと即、ケガしてしまう。

それが、試合にも出てしまいました。

 

型でも、私だけ動作の誤りを指摘されるし。

型ではきっちり基本通りやろうと心がけていたので、

これまた悔しいな。

 

☆泣く

約束組手では、私じゃなくて相手役の先輩が動作ミス、

けれど私のミスという事になりそうだったので、

後でやり直しをお願いするため、直訴する羽目に。

でもこれ、辛いですよ。

まるで告げ口みたいじゃないですか。

誰でもしそうなミスですし、

一生懸命若年ながら協力して下さる先輩に悪いし。

が、そのタイミングで申し入れないと即落ちしてしまう。

張り詰めていたせいか、無様にも涙が先に出て、

我ながらバカみたい、と思いつつ、師範の前でベソかきです。

「ど、どうした? 具合でも悪いの?」

「!$%&’グスッ(本人も喋りたいんですが…)」

師範は辛抱強く聞いて下さり、

その件は不問に付して下さいましたが、

後味が悪いわ恥ずかしいわ申し訳ないわで、居たたまれない。

涙としゃっくりを即座に止める方法って、ないですかね?

あと、鼻水も…。

顔面防具のまま、鼻をかみたかった…。

(汚いなぁ、もう)

厳粛な昇段審査で、涙と鼻水流した人って他にいるのかしら。