※長文愚痴です。

 

師範代稽古、やはり人気です。

珍しく、先輩が10人近く来ていた。

道場、こんなに狭かった?

 

稽古後半、

組手稽古になった時のこと。

 

最初のうちは良かった。

並んだ順番で回し、機械的に相手が替わっていく。

これなら全員、満遍なく当たる。

 

所狭しと二人組が打ち合うので、

足を使って逃げられず、

何度もボコンボコン飛ばされましたが、

強打されているわけじゃなし、平気です。

我ながらスタミナも上がっているな。

 

けど、「出入り自由」となると、

次第に、組みたい人達同士で声を掛け合うように。

「〇〇さん、お願いします」

「〇×さん、いいですか?」

 

ポツン。

ぼっちになる。

 

ほぼ黒帯の男性ばっかりだから、

皆、当然、普段組めない人とバチバチやりたいのです。

限られた時間内ですし、無理もない。

わざわざ、色帯の女なんかと戦いたい物好きはいない。

 

奇数人数なので一人余り、

順番に時計係となることで、

いい休憩にもなるのですが、

結局私が何度もやるしかなかった。

 

誰とも対等に打ち合えない自分が悪いんですけど、

……私は時計読みに来たのかな。

情けない。

惨め。

暑いのに汗も出やしない。

 

もちろん、誰も意地悪しているわけじゃありません。

声をかけてお願いすれば、応じてくれる人ばかり。

でも、仕事帰りに楽しく真剣に打ち合いたい人の、

チャンスを奪ってしまうわけで。

皆、貴重な時間ですから。

それは痛いほどわかるから……。

 

ビシバシ

はぁ、はぁ

色々な音が響く。

熱気に押されて隅っこで見ている。

見取り稽古もいいけれど…。

 

どうしたものかなぁ。

何だか気分も白けてしまって、

着替えて真っ先に帰りました。

 

電車の中で、なんか顔濡れてくるし。

これは汗です~。汗!

って、まぁ誰も見ていないとは思いますが。

マスクしていて、ああ良かった。

 

師範代に、

「組手稽古は、いつものように、

順番回しでお願いしたいです」

と相談するべきだろうか?

でもなぁ…。

困っているのは私一人しかいないし。

 

それに、

形だけ合わせてもらっても、

<本当は、稽古相手と思われていない>

これが現実なんだもん。

昔から、ちょくちょくあった。

合同稽古など、規模が大きくなり、

普段会えない人たちが集まる時は、そう。

 

男性からすれば、女相手は損。

気ばかり遣って、ケガさせたら悪者ですものね。

 

まぁ私も勝手なんですよ。

試合で男性と組まされるのは絶対嫌なのに、

練習は同じく扱ってほしい、なんて。

(女性がいれば解決なのですが)

 

覚悟して入って来たけど、

だんだん、この<疎外感>だけは、

耐えられなくなってきている。

でももう少し、

昇段審査までは我慢しないと。

 

いつも皆さん、親切だし。

変な話、月謝も女性は少し安い。

我慢すべき所は我慢でしょ。

 

って思っても、

もうキツいです。

組手の時間なのに、

時計ばっかり持つのは。