また、足の突き指をやらかしてしまいました。
右足人差し指が紫色です。
月に一度の、師範代稽古でのスパーで、
今一番動きのいい先輩にポコポコ(手加減も絶妙にお上手)、
もう動く的です。
あ~悔しいっ!
と右の蹴りを出したらグギッ。
中足の絞りが悪い、指先から当たってしまったんですね。
これだから、師範がおっしゃる通り、
「組手は反射神経でやるものじゃない」
「感情的になるもんじゃない」
次は師範代と当たる番、滅多にない事だから、
(ただの軽い突き指でーす)
と平気を装うも、師範代には通じません。
「足を庇えば腰に来る、無理はしないで見取り稽古にしなさい」
残念で、情けなくて、一瞬泣きたくなりました。
でも歩くと足の甲に嫌なピキッとした感触が一瞬あり、
(折れたかな)
以前やった時は、他道場で師範稽古の時、
左足親指でした。張り切りすぎて自爆ばっかり。
稽古後、先輩は何だか済まなそうな顔をされましたが、
こっちの方が済まないです、ごめんなさい…。
他道場の時は、そこの黒帯さんでしたが、
露骨に不機嫌そうにされたなぁ。
もちろん自爆ですから、相手のせいじゃないのは明白ですが。
そこへ、T先生が<ロックアイス>を手渡して下さいました。
セブンイレブンで買ったばかりと思われる氷。
(…!)
デジャヴか?
前に、練習中にケガをした時も、
T先生は道着姿のままセブンイレブンで、
氷を買って来て下さったんです。
ただただ、ありがたい、申し訳ない気持ちで一杯です。
「15分当てる、これを3回は繰り返すんでしたね。
以前そう教えて下さいましたね」
「アハハ、師範の受け売りですよ」
と照れるT先生に、師範代も先輩も笑顔です。
先生は組手用のタイマーまで渡して下さったので、
「15分3Rですね!」
タオルで巻いた氷は実に気持ちいい~!(⋈◍>◡<◍)。✧♡
ケガは初動が大事、と師範もおっしゃっていたけど、
ケガした本人はとても、氷なんて入手するどころじゃないもの。
でも後々になって、あの時早く手当しておけばって思うもの。
ケガで悩まれて来た人ほど、それがわかる。
今も膝や首のお悪いT先生は、
組手の時も今はゆっくり、静かに動かれます。
先ほど、師範代の指示を受けながら、
「上体を柔らかく、肘は固めると動きもロックされてしまいます」
「こうでしょうか」
T先生は余分な力を抜かれます。
ふわふわと、格段に受け流しが良くなっておられるのが、
傍で見ていてもわかりました。
こうでなくては…。
皆さんが帰られた後も、(師範代の許可を得て)
足を冷やし、右足を引きずりながら帰宅。
たっぷりの氷って結構溶けませんね、
家でもさらに冷やし、溶けたところで冷蔵庫へ。
透明度の高いおいしいお水、大事に大事にいただきます。
それにしても、お騒がせしてしまって申し訳なかったです。
自己嫌悪。
翌日。
仕事の休憩時間に、N整形外科へ。
久しぶりだなあ。
以前はしょっちゅう、お世話になりましたが、
新型コロナのせいで、今年前半はほぼ、
ろくに稽古もなく、従ってケガもなかったわけです。
(周期的な腰痛等はありましたが)
いつものように、不愛想なN先生。
まさかご無沙汰していますとも言えず、足を見せます。
一目でわかる、紫色の指。
やる気のなさそうな先生に、スイッチが入る。
重症度が高いほどキビキビとなるので、逆に怖いです。
レントゲンを撮影し、すぐに写真がPC画面に出ます。
「……うーん。微妙」
てっきり、亀裂が見えるかと思っていた佐良も、拍子抜けです。
画像を拡大して、微妙に黒い薄い線が見えるような、
って所だそうです。
「何日かして腫れが引くと、亀裂がわかるかもしれない」
との事で、また来週撮影することに。
先生は、何やら固定用の細長いモノを切って、
指の下に合わせ、テープで止めて軽く包帯でカバーしました。
お風呂の時だけ外し、また自分でテーピングするとの事です。
それまで、アイス用の木の匙を当てていました。私。
「特に薬は出しませんから」
家にはロキソニンの湿布薬が余っているし。
これで1700円ほど。思ったより安かった。
ケガはその程度ですが、
たかが指と雖も、痛くてあまり歩きたくないし、
歩いてもじれったくなるほどノロノロだし、
体が偏りすぎて、腰痛が出るのではないかと心配。
もちろん、稽古は当分休みます。
今日は師範代のオンライン稽古があるので、
助かります。
が、自分の足を映したくないんですよねぇ。
ビデオオフにしようかしら…。