いつだったのだろう。
自分の扉が閉ざされ始めたのは。
それは故意的に?
それとも自然にそうならなければ
ならなかったのだろうか。
覚えていないくらい昔の話。
家族との記憶。
大好きだった母親。
そして死。
全て過去の自分に
忘れてきてしまった。
感情を無くしてしまったのだろうか。
色のない世界で続く
色のない毎日。
扉を閉ざして孤独と闘う自分。
自分のことをそう思ってきた。
しかしそれは違うのかもしれない。
いつからか私は
その道を自分で選んだ。
それはきっと故意的に。
何かを守るために。
沙羅
