娘は現在、中学２年生。
所属している委員会で委員長を
しています。
是非とも改善したいことがあって、
立候補して委員長になりました。
委員会の担当の先生は、
娘のクラスの担任の先生です。
先日、委員会を終えて帰ってきて
「委員会で、みんなの前で先生に
怒られて、その後も残されて
先生にずっと怒られてた。」と
話してくれました。
内容を聴いている限り、かなり
理不尽な内容。
いつも、委員会の前に、副委員長や
学年のリーダー、先生だけで
事前の打ち合わせのようなことを
するのだけど、そこでは何も言わず
やる気のない感じなのに、
実際の委員会の時には、ここがダメ、
前の委員長は言わなくても、ちゃんと
できてたなど、わざわざみんなの前で
ダメ出しを食らうそうです。
そして、これまで４回あった委員会、
毎回、娘は残されて怒られている間
号泣してしまうとのこと。
真面目で、心配性の娘なので、
毎回、委員会の前には下準備をして
事前に内容を先生に相談もしたり
資料を作ったり、言うことを
紙に書き起こしたりして、しっかり
仕事をしているように思えるのですが。
娘がやろうと思う事、面倒くさいから
なのか、先生から却下される事も多く、
委員会の活動に協力的でないのに・・。
みんなの前で怒られるのは
先生が自分の委員会での立場を
アピールしたいだけなんじゃないか
と思ってしまいます。
ただ、こないだの委員会の後には
先生から、「陰でこそこそ悪口を
いうんじゃなくて、直接言えよ！」
と言われたそうです。
その時、いつも仲良くしているクラス
メイトのＫちゃんが浮かんだとのこと。
Ｋちゃんは、学級委員長をしている
優等生で、容姿もかわいく、
担任の先生のお気に入り。
先生にかなり贔屓にされています。
Ｋちゃんは、一緒にいると楽しいから
と娘と仲良くしてくれていました。
クラスの中はもちろん、下校も一緒、
先日は休日に一緒に遊びに行ったくらい。
ただ、委員会の委員長になってから
先生への不満がでてきて・・・
そのことをＫちゃんに愚痴をこぼす
ことも多くなっていたようです。
先生への不満を言っているのは
ほぼＫちゃんしかいないのに・・・
「私の言ったこと、全部先生に
伝わってるのかもしれない。」と
かなりショックを受けたようでした。
直接、Ｋちゃんに、
「先生に言った？」と聞いたそう
ですが、「言ってないよ」と
笑って返事してきたそうです。
Ｋちゃんを疑ってしまうのには
いろいろ経緯もあって・・・
小学校の頃には、嫌な思いも
させられたり、持ち物を取られたり
した過去もあるし、
彼女のあざとい性格にも要因が
あります。
もともと、娘は先生を良い先生
だと思っていて、なんとか
先生に褒められたいと頑張って
いたのだけど、以前から
Ｋちゃんは先生が嫌いだと言って
悪口を言っていたそうです。
でも、内申点を取るためか、
授業の分かる問題でも、あえて
先生のところに質問に行く・・・
そんな計算高い所もある子なのです。
Ｋちゃんが、自分の点数稼ぎのために
娘が言った先生の愚痴を告げ口して
いたとしたら・・・
３年生に上がる時にはクラス替えも
ないし、先生も基本的に同じなので
あと１年間、この先生からのきつい
対応に耐えなくてはならないし、
恐らく、成績や内申点も低くつけら
れるのではないか・・・と
気持ちが暗くなりました。
娘が言うには、先生の一番嫌いな
ところは、生徒をいじるところ
だそうです。
クラスの中でも人気者の子たちと
いつも雑談して話していて、
同じクラスの子のことをいじったり
するのをよく見かけると。
とても性格の良い子なのに、
容姿をいじられてて、陰でコソコソ
笑ってる先生が信じられないと。
話を聞いていて、先生にも
Ｋちゃんにも、本当に腹が立つし、
娘が置かれている立場を思うと
学校に行くのがつらいだろうし
胸が苦しくなります。
「学校行きたくないなぁ」と
言いながら、それでも委員会の
仕事も手を抜かず、毎日笑顔で
学校に出かける娘のことを
すごいと思いながら見送っています。
数日経ってから、
「Ｋちゃんのことは、『言ってない』
という言葉を信じて、これからも
仲良くしていくことにした。
でも、先生の愚痴はＫちゃんには
言わないようにする。」と娘が
報告してくれました。
私だったら、絶対に許さないけどね。
私よりよっぽど、人間できてるわ。
娘とは、中学校の間は試練と思い、
高校は自分に合った良い所を
しっかりを選んで行けるように
３年生になったら、受験に向けて
がんばって、楽しい高校生活を
ＧＥＴしよう！と話しています。
あまり勉強が好きではない娘は
家から近い、そんなにレベルの
高くない公立に行こうと思って
いたのですが・・・、今回の件を
経て、生徒も先生もある程度
レベルの高い、良い高校に行きたい
という気持ちになったようです。
少なくとも、後悔のない高校選び
ができて、行きたいところに
行けるように・・・私も一緒に
娘と闘いたいと思います。