※全て天馬視線
今日は大事な話があると言って
○○先輩を誰もいない中庭に呼び出した。
○○
…?
先輩は呼び出された理由がわからないと
言いたげにはにかんだような笑顔で俺を見つめる。
天馬
先輩、本当は呼び出された理由
わかってるでしょう?
その瞬間、先輩はさっきまでの笑顔を無くし
代わりに困ったような表情で俺を見た。
○○
…
天馬
…俺、先輩の事全然好きじゃありませんでしたっていうか寧ろ嫌いでした。
○○
…うん、知ってたよ?
天馬は京介が好きだもんね。
そう、俺は剣城がずっとずっと好きだった
一目見た時から…でも、剣城の目に俺は映ってなかった。
剣城の目には優一さんしか映ってなかった。
それで、諦めようと思った矢先に先輩から告白された…正直先輩の事は苦手だった。
誰にでもいい顔する八方美人な所が大嫌いだった。
でも、傷が癒えるのならと興味本意でOKした 付き合ってみると先輩は全然八方美人なんかじゃなかった
正直付き合って良かったとは思ったけど
先輩との思い出が積み重なるにつれ
更に剣城が諦めきれなくなった。
その代わりに先輩の事は"ただの先輩"としか思えなくなってしまった。
それでこの前剣城に告白すると
一瞬戸惑ったものの、顔を赤くして
"あぁ…//"と頷いてくれた
嬉しくって、一日中ドキドキしてた
それはもう、先輩なんて
頭の片隅にさえ考えない程に嬉しかった!!
それで、別れようと先輩を中庭に呼び出したんだ。
○○
…天馬。
天馬
何ですか?
無表情で言い放つ、もう先輩の知ってる
"松風天馬"は何処にもいない。
○○
…行ってきなよ、京介の所っ!!
天馬
…っ!?
何で?
何で俺を引き止めないの?
何で泣かないの?
何で嘆かないの?
何で抵抗しないの?
何で、何で笑ってるの?
"そうやって、へらへら笑ってる所が嫌いなんですよ"
って、言うはずだったのに…
天馬
あ、れ…っ?
瞳からどんどん涙が溢れてくる
拭っても拭っても全然止まらない
○○
天馬、君と付き合えて幸せだった
結局片想いだったけど、天馬は幸せになりなよ!!
そう言って俺の背中を押す先輩の表情は
悲しいけれど、暖かい笑顔はやっぱり先輩らしかった。
天馬
うぅ…っ!!グスッ、は、い…
ごめんな…さい…ごめんなさい!!
そう言って俺は剣城の待つ校門へ走った。
―終わり―
天馬サイテーww
天馬
美音が書いたんじゃん!?(汗)
剣城
○○先輩、バカ二人がすみませんでした。
それではまた。
(小さく微笑み)
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