横尾忠則さんの「Y字路」シリーズが好きだ。
一時期、彼は狂ったようにY字路の絵ばかり描いていたそう。
初めてその絵に出会ったのは、
銀座GGGで去年催された、
「グラフィックデザインの時代を築いた20人の証言。」
という展示会を見に行った時だった。
先日仕事の関係で、東京下町、
下谷の置屋の風景を調べていた時
久しぶりにあの”Y字路”の風景が蘇った。
人はY字路に何を思うんだろう。
そこに人生の刹那を垣間見るのか、
ロマンか、虚構か、未来や過去だったりするんだろうか。
人によっては、エロスを想像したりもする。
圧倒的に夜の風景が多い中で、数少ない昼のY時路、
「交差の歓び」
という作品がある。これは、穏やかそうな日中の風景。
確かGGGで見たのは「暗夜行路N市-I-B」や「see you again」
などといったアクの強いものだったけれど、
この「交差の歓び」は平凡で懐かしさを覚える。
親近感を覚えた理由の一つは、
映画、「時をかける少女」のシーンに似ていること。
主人公のマコトが、チアキに告白されるのを恐れて
何度もタイムトラベルを繰り返す。
その時に、ちょうどこんな風景のシーンがある。
横尾さんの絵にインスパイアされたんじゃないかと思うほど、
よく似た風景だった。
選択を迫られるマコト、でも現実と対岐するのを恐れて
選択を放棄する。
その心境が、あのY字路によく現れていたんじゃないかと思う。
Y字路の両端はどこへ繋がるのか…?
また、「交差の歓び」に親近感を覚えたもう一つの理由は
実家で区画整理が行われる前に、
家の近くに非常に印象的なY字路があったから。
一方は高校生の通学路、もう一方は竹林が広がっていたため
Y字路の2つの入り口は、表情がまるで違っていた。
ただ、私の知っているそのY字路は
やがて同じ大通りへと繋がっていた。
「Y字路」
横尾さんがこの風景を描き続けた理由が
もっと知りたいと思った。
次にY字路に遭遇した時、
私はどちらの道を選ぶんだろうか。

↑思い出させてくれた下谷の風景写真
http://www.1101.com/yokoo_tamori/y_joro.html
↑横尾忠則「Y字路」シリーズ一覧
一時期、彼は狂ったようにY字路の絵ばかり描いていたそう。
初めてその絵に出会ったのは、
銀座GGGで去年催された、
「グラフィックデザインの時代を築いた20人の証言。」
という展示会を見に行った時だった。
先日仕事の関係で、東京下町、
下谷の置屋の風景を調べていた時
久しぶりにあの”Y字路”の風景が蘇った。
人はY字路に何を思うんだろう。
そこに人生の刹那を垣間見るのか、
ロマンか、虚構か、未来や過去だったりするんだろうか。
人によっては、エロスを想像したりもする。
圧倒的に夜の風景が多い中で、数少ない昼のY時路、
「交差の歓び」
という作品がある。これは、穏やかそうな日中の風景。
確かGGGで見たのは「暗夜行路N市-I-B」や「see you again」
などといったアクの強いものだったけれど、
この「交差の歓び」は平凡で懐かしさを覚える。
親近感を覚えた理由の一つは、
映画、「時をかける少女」のシーンに似ていること。
主人公のマコトが、チアキに告白されるのを恐れて
何度もタイムトラベルを繰り返す。
その時に、ちょうどこんな風景のシーンがある。
横尾さんの絵にインスパイアされたんじゃないかと思うほど、
よく似た風景だった。
選択を迫られるマコト、でも現実と対岐するのを恐れて
選択を放棄する。
その心境が、あのY字路によく現れていたんじゃないかと思う。
Y字路の両端はどこへ繋がるのか…?
また、「交差の歓び」に親近感を覚えたもう一つの理由は
実家で区画整理が行われる前に、
家の近くに非常に印象的なY字路があったから。
一方は高校生の通学路、もう一方は竹林が広がっていたため
Y字路の2つの入り口は、表情がまるで違っていた。
ただ、私の知っているそのY字路は
やがて同じ大通りへと繋がっていた。
「Y字路」
横尾さんがこの風景を描き続けた理由が
もっと知りたいと思った。
次にY字路に遭遇した時、
私はどちらの道を選ぶんだろうか。

↑思い出させてくれた下谷の風景写真
http://www.1101.com/yokoo_tamori/y_joro.html
↑横尾忠則「Y字路」シリーズ一覧