仏紙銃撃テロ12人死亡 イスラム風刺画へ報復か 言論標的と大統領 犯人「預言者のかたき」
http://www.haosanshuily.net 【パリ共同=松村圭】パリ中心部の風刺専門週刊紙シャルリエブド本社で7日午前11時半(日本時間午後7時半)ごろ、覆面をした複数の男が自動小銃を乱射し、編集長や風刺画家らと警官2人の計12人を殺害して逃走した。編集幹部ら8人が重軽傷を負い、死者は増える恐れもある。政府高官らが明らかにした。フランスのオランド大統領は「間違いなくテロだ」と断定した。治安当局は容疑者3人の行方を追っている。
犯行声明は出ていないが、シャルリエブドがイスラム教の預言者ムハンマドの風刺画などを掲載したことへの報復の可能性が高い。
犯人は、編集幹部や風刺画家らによる定例の編集会議が開かれていた一室に押し入り、「預言者のかたきだ」と叫びながら自動小銃を約30発撃ったという。
建物前で犯人に出くわした目撃者はフランスメディアに「彼らは完璧なフランス語を話し、自分たちはアルカイダだと言った」と証言した。
同社の最新作は、過激派イスラム国のバグダディ指導者を題材とした風刺画だった。
http://www.cnn.com オランド大統領は事件現場を訪れ「言論の自由」が標的になったと強く非難した。パリの警戒態勢を最高度に引き上げ、犯人逮捕に全力を挙げると宣言した。
大統領は、過去数週間に複数のテロ計画を未然に防いだことを明らかにした。
オバマ米大統領は、事件を「強く非難」し、フランス政府に「必要なあらゆる支援を提供する」との声明を発表した。 安倍晋三首相は、事件について「大きな衝撃と怒りを禁じ得ない」と非難するメッセージをオランド大統領に伝えた。
シャルリエブドは、過去に預言者ムハンマドを題材とした風刺画などで物議を醸し、2011年には火炎瓶を投げ込まれて事務所が全焼した。
現場はパリ中心部の裏通りで、事務所や住居が立ち並んでいる地区。犯人は警官と撃ち合いになり、現場から北方に向け車で逃走。途中で車を乗り換え、警察を振り切ったという。
パリや近郊ではメディア関係の建物や宗教施設、駅など交通機関で厳重な警戒態勢が敷かれた。
