近頃、やたらアンチエイジングという言葉を目にする。でも要は「老化防止」でしょ? 秦の始皇帝の頃から人間の夢だった、不老不死のミニチュア版ってところだ。だけど現実にはそんなこと不可能であることは誰でも知っている。


 とはいえ芸能人なんかには、実年齢の割にはかなり若く見える人がいることも事実だ。ヒアルロン酸を注射したり、物理的な改造をしている場合がほとんどだけど、努力している点は認めざるを得ない。あとは「心」の問題だね。ミュージシャンやマスコミ関係の人にも、やたら若く見える人がいる(笑)。仕事柄、若く見られる方が何かと有利だろうから、色々やっているんだろうな。まあ今後、大画面のフル・ハイビジョンTVがさらに普及するだろうから、バレバレになっちゃうと思うけど。


 サプリメントでも「アンチエイジング」を謳ったものは実に多い!理屈としては一時有名になった「活性酸素」による身体の細胞の酸化が大きな原因といわれている。したがって「抗酸化作用」を持つ、ビタミンC、E、ベータ・カロチン(ビタミンAの前駆物質)などが、昔から有名どころだ。最近では大ヒットした「コエンザイムQ10」なんかも代表的なものだな。


 だけど最近の研究では、ベータ・カロチンやビタミンEの過剰摂取は、逆にガンに罹るリスクを高めることが解ってきた。コエンザイムQ10だって、元々は「ユビキノン」っていう心疾患(心不全・狭心症・心筋梗塞)の医薬品だったのだ。それがアンチエイジングに役立つのか?

 

 大いに疑問ですな。「イチローとかヤワラちゃんみたいな、運動量の激しいトップ・アスリートの疲労回復になら役立つんじゃない?」と、ある医薬品メーカーの人が教えてくれた。だから普通の運動もほとんどしない人が摂っても、効果は推して知るべしだ。いや、コエンザイムQ10がキライなわけじゃないんですがね(笑)。副作用も非常に少ないし。


 まあ月並みな答えになっちゃうけど「適度な運動と正しい食生活」が何よりでしょう?違うかな?

 サプリメントはサプリメントなんだから。