9月11日に,ボランティアセンターのメンバーと再び集まるのも兼ねて,あっちこっちに挨拶に行ったり,あるいは色んな所を見て回りながら昨日から過ごしています。
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最近,被災地で行き過ぎた支援が問題になっています。
支援してもらえて当たり前の環境を作ってしまった周りに大きな問題があるのですが,
周りから何かをしてもらっても,あるいは周りから何かを頂いても,『ありがとう』の一言も出てこない。
それどころか,まるで支援してもらえるのが当然の権利であるかのように主張する。
これは,おかしい。
行き過ぎた支援が,被災者の方を逆にダメにしている。自立の足を引っ張っている。
良かれと思ってやったことなら,何をやっても許されるわけじゃないのに。
復興の一番の鍵は,街でも無く,職でもなく,やっぱ"人”だと思う。
急性期を脱した今,現地での支援の意義と方向性が今,問われている気がする。