こんにちは

私は日本の自動車部品を作る企業で働いて4年目となっています。

私の仕事をざっくり表現すれば「生産技術」という仕事です。

バリバリ機械の設計をしたり工程設計をしたりするようなイメージなんですが…

実際、私の仕事は大きいな機械などは設計から製作までほとんど外注に任しています。

その機械が完成できたら会社に搬入して実際製品を作るための改造や機械の調整など自社の製品を量産できるように仕上げていくことがメインです。

もう一つは既存ラインのビデオや現物を分析しその生産性を上げるための立案をする「改善業務」をやっています。

どうやったら同じ時間に数多い良品を作れるかを工夫しています。

今後の人生を考える時になにか特別な能力を持っていないと社会人として競争力が無くなり年収も上がらない言わば中途半端な人材になっていくのではないかと心配していました。

私が思っていた理想的なキャリアパスは…

機械設計の経験　→　工程設計　→　工場や社員のマネジメント層になったら

需要の高い人材になっていけると思っていました。

しかし実際私の業務は機械の制作の最後の段階の仕上げ及び量産への導入及び工程の改善がメインになっていました。

万が一仕事が無くなり他の就職先を探すときに競争力のある人材は多数の機械の設計経験のある実務を持っている設備に関して派手なスキルがある人でしょうね。

というわけで私は去年ぐらいまでは自分のキャリアパスにとっても不安を感じていました。

しかし自分がいいところだと思っていなかったところが以外と強みに生まれ変わるのは少なくとないことに気づきました。

与えられた仕事に集中しそこで強みを探そうとしていたからです。

強みに生まれ変わられるところ

①　一から最後まで設計の経験は少なくても量産工程へ多くの機械の導入実績がある

②　海外の色んな工場の工程の生産性を分析して改善した経験がある

逆に思えば機械のことばかり設計する場合より経験が得られにくい分野の経験を積みながら機械のことが習得できたら魅力のあるキャリアパスになっていけると思いました。

自分の仕事に不安を感じていた理由