NHK杯戦の1回戦第2局より(古森-横山)

相穴熊戦の将棋からだが、お互いに3枚の穴熊→駒の損得は銀対角で「一応」後手が得→と金のできている位置が後手の方が相手の玉に近い(57)ということで普通であれば後手に分がある形勢でもおかしくないのかも?だが・・・

▲76歩(角取)に対しては△47と金と勝負したい!と最初思ったが、堂々と角を取られて△38と、▲同金、△78飛とか打った時に▲39銀打で先手玉は補強が効くということか。後手の75の角がいなくなれば▲31銀とひっかける手が普通に厳しい狙いになる。同じ3枚の穴熊でも先手が玉の周辺で連結しているのに対して後手は33の金が守りにあまり働いていない。

相穴熊では飛車や角よりも金銀の方が価値が高いことがある。簡単な形勢ではないだろうけど、現状は先手ペースということだろうか。以下は古森先生が勝利したようです

 

さて、明日は3月例会である。集まる人数にもよるが、5月5日(のつもりでいる)に対抗戦を行うつもりでいるので、この時の団体戦の選抜メンバー決めをしたいと思っている。私自身は結構本気で富川に勝ちにいくつもりでいるのだが、問題はあちらのチームのメンバー構成。確認できている範囲内でだが、こちらの地区で唯一「将棋ウォーズ5段」の「あの方」が出場するかどうかで話が全く変わってくる。一応、団体戦に出場してきたら私も団体戦に出るつもり。この辺は腹の探り合いである