パーフェクトデイズでカンヌ国際映画祭で男優賞をうけた役所広司さん。

ずーっとみたいと思いながら、やっていたのは「シアターキノ」のみ。

 久し振りに2時間の映画、いつもは”ドラえもん”などの映画しか観ないのだが、5年生になったYにはに寝てもいいからと言って連れ出した。

私の方が前半でファーと眠気が・・・。

 淡々とトイレ掃除をこなす、会話もあまりなく進むが、そこに時どき現れる人を通して、何を言いたいのだろう、人間関係の機微を感じながら私と共通点は?などと考えながら観た。

 形の様々な公衆トイレ、外観が、なんと奇抜なものや綺麗なトイレの多いことに感動を覚える。

流石に上映時間2時間は長いが、役所広司さんを通して心にポンと何かがうちこまれた。

ちなみにYは寝ずに見つづけた・何かを感じてくれればいいが。

言い分はたっぷりあって言い出せず…あっこ

 

平井美智子さんの句集「右上がり」を手に入れた。

その中から

・夕暮れの靴は淋しい方を向く

・咲いている時は特等席だった

・泣けるだけ泣いたら春を立ち上げる

・ありがとうの裏もやっぱりありがとう

・桜咲くたびに逢いたい人がいる

・さっきまであなたがここにいた匂い

・どうぞどうぞと誰も座らぬままの椅子

・信号を渡り終えたらおばあさん

・これからでっせとおばあちゃんが配る飴

・追伸は私の嫉妬です かしこ

・一房の葡萄 家族であった頃

 

宏子さんが持ってきてくれた、流し雛、初めてみました。
可哀相で半世紀以上流せなかったとか、でも災いもなく92歳まで生きましたと、ニッコリ。