「使える英語を身に付けよう」運動推進中の札幌ネルスのよう子です。今日もブログ訪問ありがとうございます。
英語を教えていると、英語を話すのが不安とか恥ずかしいという方にたくさん出会います。
英語は外国語だから正しく話せないから不安だし、恥ずかしいと思ってらっしゃるようです。
よく分からないことをするときは、誰でも不安になったり恥ずかしくなったりすると思います。
ただ私の個人的な意見なのですが、その不安や恥ずかしさは、自分中心になってしまった時出てしまっているのかも、と思います。
言葉を話すのは相手とコミュニケーション取ることなので、相手がまずありき、です。
相手の人と話していて自分がその会話を本当に楽しめば、相手も楽しんでくれると思います。
逆に、自分と話している人が「私の言い方、正しいかしら?」と気にかけていると、こっちとしては楽しむ気持ちにならないかも、と思います。
15年ほど前オーストラリア旅行した時、英語があまり上手でなかったけれど周りの人の人気者になっていた日本人女性と出会いました。
アボリジニーのブーメラン、投げてみようとか、ハイキングしようとか、現地のツアーに参加した時のことです。
20歳くらいのその大学生、相手がだれであってもにこにこして本当にうれしそうに話していました。
かわいらしい女の子だなーと思いました。
私にも「英語、どうやったらペラペラになれますか」とフレンドリーに聞いてきたので、こうするといいよ~、みたいなこと喜んで答えました。
イギリス人の夫婦には「セミってイギリスにいないんですか~、うわ~」とびっくりして話していました。
しばらくするとその夫婦、何か事あるごとに「ほら、このクッキー食べて」「あの景色見てごらんよ」とか、その女の子に話しかけていました。
その女性は、ツアーに加わっていた人全員にかわいがられたように思います。
その人、見てつくづく思いました。
英語って技術じゃないなー、ハートだなー、って。
その子の英語、こういうと失礼ですが拙かったです。(ごめんなさい、その時出会ったあなた(;_;))
多分その子が英語を話している間、その子は「私の英語へたくそで、はずかしい」なんて、一切考えていなかったと思います。
単純に「あなたと話せてうれしいです」と思いながら話していたと思います。
この若い女性の姿勢、素敵だと思います。
英語を話すとき、自分を意識するのでなく、相手の人に「あなたとお話できて楽しいです」という気持ちでいるとリラックスもできるんじゃないでしょうかね。
自分の英語が通じないかも、と、不安になっている方、あまり気にしないでくださいね。
あなたが会話を楽しめば、相手の人も楽しんでくれますよ。
相手の人はあなたの英語が上手か下手かなんて、一切考えていません。
考えるのは英語の試験官です。
今日も「使える英語を身に付けよう」ブログを読んでいただきありがとうございました。