こんにちは!
札幌で注文住宅を計画中の、どてらです。
注文住宅って言いましたが、
ホントはローコスト住宅、
一択です。
だから、工務店でも、ハウスメーカーでも、
すぐ決まると思っていました。
所詮ローコストなんだから、
どこの会社も、そんな違わないだろうと。
自分、ナメてましたね!
思ったよりも選択肢があり過ぎて、
なかなか決められないです。
たとえば、住宅工法。
自分のイメージでは、
家の建て方はこれです。
柱を組み立てて、屋根を乗せて、壁をはる
これはいわゆる、在来軸組工法ですね
(勉強しました!)
札幌近辺のローコスト住宅の工務店では、
圧倒的にこれが多い印象です(どてら調べ)。
でも、なかには「2✕4工法」の会社もあって、
気持ちが揺れます。
「2✕4工法」の何が魅力かって、
モノコック構造ってとこです!
モノコック構造って、カブトムシのようなもの
モノコック構造の家とは、
骨組みではなく、外側全面を強くした家
(工務店の説明を聞いたメモより)
柱を組み立てて、屋根を乗せて、壁をはるのは在来軸組工法
頑丈な板を打ち付けて、立方体にするのがモノコック構造(2✕4工法)
ざっくりまとめると、外殻そのものを強く頑丈にして、強度部材を兼ねるってわけです。
四方八方から力のかかる飛行機もそうだし、身近なのは、自動車です。
ホントの昔は、自動車も枠組みで車体を作ってたらしいですけど、
日本車で初めてモノコック構造にしたのは、
スバル360
これ↓
これ、いつかほしい車です。
でも全然手が届かないんで、まずはワーゲンのビートル狙いでした。
ビートルなら、まだギリギリいけそうだったんです。
が、製造中止ですもんね。
あ、話がそれました。
要するにモノコック構造では、
外側の面そのものも強いし、面同士で合体しているから、
外から力が加わっても、ゆがみにくいんだそうです。
(それを住宅で実現するのが2×4工法)。
2×4工法(モノコック構造)のメリット
- 地震に強い
- 火災に強い
- 柱が少ないから、部屋が広く使える
地震に強いのは、さっき書いたとおりです。
柱や筋交いで支えていると、地震で揺れたら、あちこち歪みやすい。
でも、外殻そのものに強度があれば、それが壊れない限りは安泰です。
カブトムシの殻の中に住んでいる感じ?
火災については、工務店によります。
ただモノコック構造にするためには、通常は2✕4工法にでやります。
で、この2✕4工法に使う建材が、だいたいは、準不燃材料(燃焼及び変形がおきにくい材料)らしいです。
柱が少ないから、空間が広い。
これはメリットでもあり、実はデメリットにもなるんですよね。
2×4工法(モノコック構造)のデメリット
- リフォームに制限がある
- 費用が高いので、他にしわ寄せがくる
柱ではなく、面=壁で家を支えているってことは、
壁を取り払ったりするようなリフォームが難しいってことです。
新築してすぐリフォームなんてしませんが、
でもはっきりそう言われると、ちょっと迷いが出ます。
あと、費用がかかる。
モノコック構造にするには、木造なら2✕4工法や2✕6工法が必要で、
それが在来軸組工法よりも高い。
で、全体をローコストに抑えるなら、
どっかの費用を削らないといけないです。
問題はそこなんです。
地震に強いとか、部屋が広くなるのはすごい魅力なんですが、
断熱材・断熱方法が微妙っていうのはイタイ。
今迷っているのが、大きく分けてこの2択です。
- ダブル断熱で断熱性能は良いけど、在来軸組工法で、特別な耐震システムなし
- 2✕6工法でモノコック構造だけど、内断熱のみ
札幌は寒くて雪も積もるし、なんだかんだで地震も多いしで、
迷うんですよね~。
ぽちっと押してもらえるとうれしいです!