監督
橋本一
出演者
大泉洋
松田龍平
小雪
西田敏行
高嶋政伸
公開
2011年9月11日
2017/12/6まで無料配信中
【感想文】 ネタバレ注意
道民だからと言って「北の国から」を観ているかと言えば全く観たことのない人も居る。
道民だからと言って「水曜どうでしょう」を知らない人も居る。
札幌市民だからと言って「探偵はBARにいる」に興味のない人も居る。
そんなわけで、たまたま通りかかった場所で「探偵はBARにいる」のロケで使われた車やらBARの看板やら展示されていて、あぁまたそんな季節が来たんだな～とぼんやり考えていた今日この頃のタイミングで無料配信中だったから初めて観てみた作品。
札幌市民だと「友達の友達がエキストラやってた」とか「昨日ススキノで撮影していた」とか「この店も映画に使わていたよね」なんて話だけは聞いていたけれど縁が無かったんだよね。
事前情報としては「話の内容が入ってこない、映像観ていると知っている場所ばかりだからそっちに気が取られる」と聞いてた。まさにその通り。話の内容は面白いのについつい「あ、この店もう今は無いね」とか「あ、いつも通っている場所じゃないか」「あ、ここ絶対にあのホテルの中だ」と妙に撮影現場ばかりに気を取られてしまう。
地元が映画の舞台だと嬉しいし、大泉洋ってのも嬉しいし、原作が東直己じゃないですか！東直己と言ったら刑務所に服役して『札幌刑務所4泊5日体験記』を書いた人じゃないですか！面白かったよ、刑務所の話。
で、映画も面白い。探偵（大泉洋）と相棒（松田龍平）のコンビが事件を解決していく。冬のロケで大変だっただろうにね。
良い味出しているのは高嶋政伸と田口トモロヲ。
地味に日ハムの優勝シーンがスポーツバーで流れていたりとか細かいところが面白い。
「探偵はBARにいる3」が間もなく公開、だからこのタイミングでの無料配信なんだろうね。うーん、悩むところ、だってその前に「探偵はBARにいる2」も観たくなるしね、順番的には。
大泉洋も松田龍平もどちらも良いんだよね、この映画は。
