札幌の美容皮膚科医のたけなかです。
🍀質の良いオイル(油)
油というとコレステロール、脂肪、太るとか、いいイメージがない方が多いかもしれませんね。
油といってもいろいろな種類があり、飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸(オメガ3、オメガ6、オメガ9)に分類されます。
太るから、コレステロールが高いから、取らない方が良いというものではなく、脂質も体には必要な栄養素です。
例えばコレステロールは体の細胞膜を作ったりホルモンの材料になります。
必要量をバランスよくとるのが重要です。
オメガ6(サラダ油など)を多く取りすぎると炎症が起きやすくなるので、アトピー性皮膚炎やニキビが悪化する一因になります。
現代の食事は外食や惣菜などはオメガ6 が多くなりがちなので、オメガ3(亜麻仁油、えごま油など)を意識してとるとよいですね。
目玉焼きをつくる時(料理ほとんどしないのでフライパン使うのは目玉焼きくらい)、加熱用の油は以前はオリーブオイルを使っていましたが、最近はギーを使っています。
ギーは飽和脂肪酸で、バターを蒸留してカゼインなどのタンパク質や水分、糖分などを取り除いた純度の高いオイルです。
加熱用として使いやすいです。
ギーには中鎖脂肪酸が含まれているのでエネルギー源としても使えるし、胃腸を整えて消化機能を高めるといわれています。
普段の食事や料理で使うオイルにギーも取り入れてみるといいですよ😊