札幌の美容皮膚科医のたけなかです
アトピー性皮膚炎治療の講演会に参加しました。
テーマは分子標的治療薬、デュピクセントによるアトピー性皮膚炎の治療について。
札幌市内・近郊の総合病院、クリニックの皮膚科医が集まり講演とディスカッションを行いました。
私は座長を務めさせていただきました。
他院の先生とは普段あまり交流する機会がないので、このような講演会は貴重です。
デュピクセントをはじめとする分子標的治療薬は「人生が変わる」ともいわれ、私自身もこの治療薬が登場したことでアトピー性皮膚炎の治療が大きく変わったと実感しています。
アトピーの方にとってかゆみは大きなストレスで、かゆみから解放されるとまず表情が変わりますよね。
私だけでなく参加された他の先生方も同じように感じられているようでした。
ずっとよくならなかったアトピーがよくなるのは素晴らしいことですが、分子標的治療薬は治療費の問題があり、その点についても議論されました。
実際にデュピクセントを使っている先生方に疑問に思っていたこと質問できて、いろいろ教えていただき勉強になりました。
デュピクセントを知らない患者さんは多くて、まずはこういう治療があるということを知っていただきたいですね。
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