札幌の美容皮膚科医のたけなかです。
漢方薬は月経トラブルに役立つものがいろいろあります。
芎帰膠艾湯(きゅうききょうがいとう)もその一つ。
効能:冷え症で、出血傾向のある方の、痔出血や月経障害にともなう貧血がある場合
芎帰膠艾湯(きゅうききょうがいとう)は血止めの漢方ともいわれ、痔出血や過多月経(生理の量が多い)、産後の多量の出血など特に下半身の出血に用いられます。
地黄(ジオウ)、芍薬(シャクヤク)、当帰(トウキ)、甘草(カンゾウ)、川芎(センキュウ)、艾葉(ガイヨウ)、阿膠(アキョウ)の7つの生薬が配合されています。
補血剤(血を補う薬)である四物湯という漢方薬に、艾葉、阿膠、甘草がプラスされたものですね。
阿膠は補血、止血作用があり、艾葉には血管収縮作用と凝固促進作用があります。
過多月経にしても痔出血にしても、出血が多いと鉄不足になりやすいので漢方と一緒に鉄剤やヘム鉄サプリもとるといいでしょう。
当院では漢方薬を処方していますので、ご希望の方はご相談下さいね。
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