札幌の美容皮膚科医のたけなかです。
私が常備している塗り薬はこの3つ
ステロイドはロコイド軟膏とデルモベート軟膏。
ロコイドは顔の肌が荒れた時、デルモベートは体がかゆい時に使います。
よく患者さんから診察で『肌が乾燥して保湿してるのに治らない』という相談を受けますが、そういうときの肌を見ると必ず赤くなってカサカサしたりゴワゴワしています。
それは乾燥ではなく『皮膚の炎症』です。
炎症では保湿ではすぐに治らないのでステロイドを使います。
ステロイドは怖い、というイメージで使いたがらない患者さんもいらっしゃいますが、適切に使えば基本的に問題はありません。
体用のデルモベートはステロイドの中で1番強い薬です。
どんな湿疹もすぐに治るので、私は体にはいつもこれを使います。
顔にもたまに使います(ステロイドをかなり使い慣れてないと難しいのでマネはしないでくださいね)
ニキビは若い頃に比べたら大分出なくなりましたが、たまに1個プツっとできることがあります。
すぐに治すために過酸化ベンゾイル(ベピオやエピデュオゲル)を使います。
そして裏技(?)として、ステロイドやベピオ(またはエピデュオ)を塗った後にカレシムコンプレックスを重ね塗りすると、治りが早い!
ステロイド、過酸化ベンゾイル、カレシムナイトコンプレックスがあれば、多少肌が荒れてもすぐに何とかなります。
薬に頼らずスキンケアや食事に気を使うことは大事ですけど、疲労などで調子がよくない時は薬をうまく利用して早く治すことも必要。
使うタイミングや使用方法さえ間違えなければ大丈夫です。