あんなに毎日時間が足りなかったのに、愛犬を看取りすっかりもてあましてしまった先週末。

睡眠不足もこれで解消ーとはいかず、夜はちゃんと2〜3時間おきに目が覚める。まだ受け入れられないらしい。当たり前だね。

 

週末まで頑張ってくれたおかげでゆっくり一緒にいられたけど、ありったけの保冷剤を使ってシートに絡んで温度管理。お顔もあまり見られず寂しかった。

 

大学に献体した。

 

↑また来てしまった北大動物医療センター

 

息を引き取ったのが土曜の朝で、土日はセンターが休み。電話も繋がらないので引き渡しは月曜日。

 

亡くなって3日目、剖検にはかなりきびしい。

 

朝一でセンターに電話して献体を申し入れると、明らかに戸惑われながら「け、献体ですか…?あー…担当の先生が打ち合わせ中で、折り返しでよろしいでしょうか」。

 

そして、30分後にかかってきた電話は「担当の先生からは、直接病理のほうに電話を入れてくださいということなんですが…」と、ご丁寧に電話番号を告げられ微妙にたらい回し感。おやおや?

 

で、病理の先生とお話して(これまた途中から悲しみに暮れるどころではなくなる。笑)、昼前にはセンター到着。

 

この流れからも想像がつく通り事前にカルテを確認してくれているはずもなく、センターのカウンターで火葬の申込書を記入しながらざっと現病歴を説明した。

 

脳腫瘍と鼻腔内腺がんのWパンチだし放射線治療後の研究に役立てるのかなーと思っていたんだけど、どうやら病理解剖の実習用となるらしい。

 

医学部の場合、大学によって解剖実習の時期は決まっていて何週間もかけて行われることが多いので、お骨になって帰ってくるまでにはずいぶん時間がかかるのが普通。

 

ハニどんも帰って来るのは数ヶ月後かーと覚悟していたんだけど「今日解剖して、明日火葬にまわして、明後日にはお骨は渡せます」と言われ拍子抜け。これはうれしい誤算。

 

とにかく、いろいろ意表をつかれているうちに悲しいどころではなくなっていた。笑

 

長くなるので次に続く。