いよいよ、私が大会長を務める日本麻酔科学会第73回学術集会の開催が近づいてきました。
会場は横浜みなとみらいのパシフィコ横浜です。これまで多くの先生方、関係者の皆様にご協力をいただきながら準備を進めてまいりましたが、いよいよその成果を全国、そして海外からお越しになる先生方に見ていただく時期が近づいてきたことを実感しています。
今回の学術集会のテーマは「麻酔科学を究める」です。
麻酔科学は、手術中に眠っていただくためだけの学問ではありません。
全身管理、循環・呼吸管理、集中治療、ペインクリニック、緩和医療、産科麻酔、救急・災害医療、医療安全、さらにはAIや医療テクノロジーまで、実に幅広い領域を含んでいます。
患者さんが安全に手術や治療を受け、できるだけ良い状態で回復されるために、麻酔科医はさまざまな場面で重要な役割を担っています。
学術集会は、単に講演を聴く場ではありません。
日々の臨床で感じている疑問を共有し、研究成果を発表し、若い先生方が成長するきっかけを得る場でもあります。
また、久しぶりに再会する先生方、初めて言葉を交わす先生方、海外から参加される先生方との交流も、学会の大きな価値です。
直接会って話すことで生まれる刺激や新しい発想は、オンラインだけでは得がたいものがあります。
講座ホームページをご覧の皆様の中には、実際に学術集会に参加される方も、そうでない方もおられると思います。
しかし、今回の学術集会は、当講座にとっても、日本の麻酔科学にとっても、大切な節目の一つです。
全国の麻酔科医が横浜に集い、現在の麻酔科学を見つめ、未来の方向性を考える3日間になることを願っています。
準備もいよいよ最終段階に入っています。
多くの方々の力を借りながら、参加される皆様にとって実り多い学術集会となるよう、最後まで丁寧に準備を進めてまいります。
横浜で皆様をお迎えできる日を、心より楽しみにしています。





